競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【日本ダービー (東京優駿) 2020 レース回顧・結果】奇跡の2年連続的中~◎◯Overcome! サブタイトルは『やっぱり親子』

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――父子無敗2冠コントレイルじゃなくて、あっちのほうの…このレース横山典騎手なしには語れません。

目次

 

日本ダービー 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察 

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日本ダービー 2020 、目黒記念 2020 含む、5/31(日)東京競馬の追い切り注目馬 

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日本ダービー 2020 予想 展望編

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日本ダービー (東京優駿) 2020 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 コントレイル 2:24.1 34.0
 2 サリオス 2:24.6 34.1
 3 ヴェルトライゼンデ 2:24.9 34.7
 4 サトノインプレッサ 2:24.9 34.3
 5 ディープボンド 2:25.0 35.1

 

ホネ的! レース回顧/レース分析日本ダービー (東京優駿) 2020

 
5/31日本ダービー (東京優駿)  ◯的中(◎◯に、当日パドックで評価を上げた☆ヴェルトで、☆複勝厚めにゲット)
 
 

まず、2019年より始動した当ブログも、ついに読者300人を突破。

この記念すべき週に、思いもしなかった読者数を達成でき、本当にありがたく、この場を借りてお礼申し上げます。


穴党としては、非常にプレッシャーの掛かる◎断然人気、◯2番人気という、“自らが一番驚いていた”そんな予想でガチガチに緊張したダービーを、奇跡的に◎◯決着で仕留めることが出来て、ただただ安堵している。

そんな日本ダービー2020を振り返っていきたい。

 

 
レース全体のふり返り
  
 
前半1分1秒7と、現代ダービーとしては尋常じゃなく遅いペース
 
 
結果、11.8 - 11.3 - 11.3 - 11.7の瞬発戦ラップに
 

ただし、レースを動かした横山典騎手の存在で、中間に12.3 - 11.8と少し緩急のつく展開
 
 
指数は出ない、低レベル決着
 
 

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日本ダービー (東京優駿) 2020  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

各馬の前に、横山典弘騎手ね。

まあ、去年の武史騎手によるリオンリオンペースもそうだが、やっぱ親子だわ。

観客をどよめかせたら右に出るものはいない。

後方からになった時点で、アレを発動するのだろうとは個人的にはみていたが、何が凄いって向こう正面で発動後に「ふぅ、やり切った」みたいにすぐさま12.2 - 12.3とペースダウンさせちゃうところ。

「そ、それじゃ、アレなんだったの⁈ オーバーラップ」、そっちに驚かされたのである(もちろん、区間ラップが公開されたのを確認後に)。

 

 

コントレイル

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

パドックの出来がもう……。

そして、ほとんど掴まっていれば良いだけの競馬での3馬身差。

時計面、指数面からは今回「負けた組、どうなのよ?」となるのは明白な記録に止まっているが、あえて言う。「圧勝」。

見た目はあからさまにその2文字。

逃げ馬ではないし、距離が伸びて絶対的に良いわけではないその特徴から、2400mでは相手のペース次第で時計的パフォーマンス(≒スピード指数値)が上下動するのは仕方のないところ。

それよりなにより、抜け出す時の脚と、鞍上も含め“ちょっと感じ悪い”くらいの余裕綽々ぶりには恐れ入った。

「それでも力が違い過ぎるはず」と思い、たぶん2度とないであろうダービー単1.4倍の馬に本命◎を打つという“暴挙”にうって出たわけだが(もちろん覚悟の上で)、想像以上だった。

余談だが、例えば19年◎サートゥルナーリアを飛ばした馬券ファンがいたとして、いわゆる“呪縛を解いてもらった”、“オレの大本命◎は必ず飛ぶぜ”ファンを、一気に味方につけた一戦だったのではないかと思う。

最後に、チームコントレイルの言葉で締め括り、予想編記載の通り、いち早く“3冠”達成を祝したいと思う(これだけ余力を持っての時計の遅い決着なら、「戦線離脱」などのリスクも避けられたはずという点も加味して)。

ーー「直線ではやはり遊ぶところがあった」福永騎手

ーー「緊張していたが、パドックで周回している姿を見て、究極に仕上がっていると感じた」矢作調教師

 

(※「現れない」が正)

 

 

サリオス

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

4コーナーの手応えでは頭まであるかと思わせたが、ラスト300mでコントレイルに並びかけたところからは突き離され3馬身差までつけられての2着。

この馬の評価は難しいが、あれだけ懸命に駆けてのものだから、この距離ではやはり低レベルダービーでの2着が精一杯だった、との評価になってしまうか。

このスローを大外を回して脚を使い続けて、それでも上りとしては2位の値をマークし、後続に1馬身3/4差をつけてゴールしたことは立派だが。

まあ、持久質のマイラーなのだから、どこをどうほじくっても、瞬発戦のダービーで勝つわけはないので、当然の帰結といえばそれまで。

 

 

ヴェルトライゼンデ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

まず、パドック好気配。これが最大のポイント。

(◎を除く17頭の比較で)▲には及ばなかった、これは今でもレース前と変わらずのジャッジではあるが、3番手以下の面々の中ではかなり上位の周回だった。

そして、引き上げたもう一つのポイントが、当初☆予定の穴馬アルジャンナのパドック

レース前ということもあり「掛からず走れるのか?」程度のオブラートに包んだTweetにしたが……。

正直、「ゴール出来るか?」と呟こうかと迷ったほど。

パドックを見ていた人はお分かりの通り、「狂気」その2文字である。

結果、12番人気でも買えなくなったアルジャンナに替え、こちらを上にするに至った。

ちょうど、コントレイルと同じ好位で運び、直線では抜け出したコントレイルの内に入っていくように伸びて3着。

確かに、0.5秒の急加速が入る瞬発戦ラップではあったが、3着を守り抜いたラストの粘りは、まさしく予想編で指摘した「19年ヴェロックス型」の脚だったという印象。

上り3位にも入れない脚で、G1でも善戦するけど、勝ち切れないキレ不足の小回り向きタイプ

そう見ておいていいだろうし、この厩舎、血統なので今後4回の有馬記念で内を引いた時が再びの勝負の時だろう。

 

 

 

 

ヴァルコス

予想➡➡➡

結果➡➡➡14着

さすがのパドックだった。

レースもよく17番枠から積極策をみせ、直線でもコントレイルを内に見ながら一定の見せ場を作ったが……。

そもそも、平坦戦ラップ決着でも、この外枠で割り引いた▲馬。

予想編に書いた通り、枠が枠なら、本命かどうかは別として、少なくともサリオスより上にとって対抗◯として、この馬からコントレイル、サリオスにぶつけた馬券で終了にしようかと考えていたくらいの馬。

そんな中で、レースは瞬発戦ラップ、しかも外々を回らされての14着というのは、これまた当然の帰結。 

 

 

ワーケア / サトノフラッグ / ダーリントンホール / ×アルジャンナ / ×サトノインプレッサ / △ディープボンド / ブラックホール

人気を集めた3番人気ワーケア

好枠から、何不自由ない完璧な鞍上のエスコートで、お誂え向きの瞬発戦になり、課題のエンジンの掛かりの遅さもそこまで露呈せず。

それで、最後に止まっての8着。

「これが新時代ローテ」と予想する向きもあったようだが、「これぞ休み明け惨敗」だと思っている。

「調教はレースじゃない」し「レースは調教じゃない」、いちおう調教予想家のはしくれとして声を大にしておきたいところである。

 

4番人気11着サトノフラッグは、マイラー説も前走皐月賞の敗戦で出てきていたが、あのエンジン自体掛かっていない様は、やはり気で走る部分が大きいとみておきたい。

また、「古馬3勝クラス水準」にはあった調教時計も、最近では影をひそめており、前走時に感じた弥生賞(重)を4戦目で使ってのここ6戦目で、状態面も上がってこなかったのだろう。

 

5番人気ダーリントンホールは、調教編で評価していたが展開面で重視せず、その展開が想定よりもかなりスローになったことでかなりヒヤヒヤして見ていた馬だが。

さすがにあの大外では、このどスローペースのなか無理がある。鞍上の責任が大きい13着大敗。

この瞬発戦の流れ自体は向いたはずだし、11.8 - 11.3とラスト3つ目で急加速が入ったところで「オッ」と思わせておいて、最後は止まる。

典型的な"一瞬脚”を見せて散った。

 

「絶対に買おうと思っている」とまで公言しておいて、それでも最終的には自重した×アルジャンナ

経験上、あのパドックで出てきた時点でそう(18着大敗)なることは予期できたため。1200mくらい掛かりっぱなしで、よくゴールしたと思う。

たぶん、馬は精神状態からしてリミッターを超えてしまっていた。

 

×サトノインプレッサは、スタートが本当にもったいない、ゴール前の素晴らしい伸びだった。

間違ってもダービー馬になれたとまでは言わないが、サリオスには勝てた。

この血統でもあり、先々ゲート難が解消されて以降の大舞台での活躍が楽しみ。


あとは、この決着レベルの瞬発戦なので、キレ負け必至のなか頑張った5着△ディープボンド、7着ブラックホールくらいか。

それぞれパフォーマンスは大したことないが、繰り返すようだがこの瞬発戦ではこれくらいのほうが、ともに菊花賞に向けてはむしろプラス。

当然、2頭の場合、脚質面から前者が圧倒的に有利だが、後者も馬場と展開次第では非常に魅力的な『10.25』になってくる。

 

 

 

*備忘メモ

・引き続き、最重要案件は「前走皐月賞組はその前走で4人気以内、皐月賞以外なら3人気以内」


・キャリア4戦以内はやはり、3番人気以内が目安に


・「調教と実戦は全く違う」休み明け直行は、他馬との横比較で苦しい

 

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