【神戸新聞杯 2023 予想】追い切り･ラップ適性･レース傾向考察＆各馬評価まとめ / やることはひとつ - 競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜重賞予想と追い切り注目馬＆レース回顧】

1	1	サスツルギ	牡3	北村宏
2	2	ショウナンバシット	牡3	デムーロ
3	3	サトノグランツ	牡3	川田
4	4	ロードデルレイ	牡3	坂井
4	5	バールデュヴァン	牡3	古川吉
5	6	サヴォーナ	牡3	池添
5	7	ファントムシーフ	牡3	武豊
6	8	マイネルラウレア	牡3	横山武
6	9	ビキニボーイ	牡3	松若
7	10	ナイトインロンドン	牡3	和田竜
7	11	シーズンリッチ	牡3	角田河
8	12	スマートファントム	牡3	岩田望
8	13	ハーツコンチェルト	牡3	松山

神戸新聞杯 2023 ラップ適性・追い切り

レース、コースともに8割瞬発戦 ※ で、2割が平坦戦といった発生率となっている。

※ラスト4Fの各区間内に、0.5秒以上の急加速が生じるレース（例:12.2-11.7-11.9-12.2）が定義

ナイトインロンドン、サトノグランツ、ファントムシーフ、ロードデルレイ、ショウナンバシットあたりが適性条件。

追い切りは、ファントムシーフ、サトノグランツで変わらず、あと一頭挙げればショウナンバシットが3番手といった具合。　（9/24 11:05追記）

神戸新聞杯 2023 過去レース傾向

4年ぶりに阪神開催で行われる。19年以前の傾向を見ていくと、傾向的には、

※「中3週以内の間隔の詰まった馬」や「10番人気以下」はまず連はなく、厳しいレース

該当馬➡➡➡ロードデルレイに、バールデュヴァン、ビキニボーイ、スマートファントムあたりか

※勝ち馬像としては、「中9週～半年以内」「3勝以上」「OPクラスのレースで上がり1位経験あり」「OP勝利があり、かつOPクラスのレースで上がり1位経験あり」に複数当てはまっている馬が向く

該当馬➡➡➡ショウナンバシットとファントムシーフが全てを満たし最右翼、以下マイネルラウレアが3点該当で続く

といった感じ。

神戸新聞杯 2023 レース傾向分析&考察

4年ぶりに阪神芝2400m施行の神戸新聞杯。

その4年前は、今見ても凄まじい10.8 - 10.2 - 11.3ラップを、サートゥルナーリアが楽々刻んで勝ち切っている。

ラップ的にダービー上位組がそのまま好走してきて何ら不思議ない条件設定であることと、それら世代上位組がここを王道ローテとして今も素直に使ってくるケースが多いこと、多少の不利があっても挽回可能な距離があって実力勝負になりやすいこと、そもそもここまでのクラシック実績＝ほとんど瞬発戦での戦績の結晶であり（大抵の年は、皐月賞だけ異質、となりがち）キレ一級品タイプが世代上位の構図であること（そして、ここも人気するべくして人気して走ってくること）などから、ガチガチの年も多く全般として荒れにくい傾向となっている。

また、そのあたりの傾向を如実に表しているデータとして、2つ目に挙げた「中3週以内ローテ」「10番人気以下」組の不振がみられている。

そして、ここから先の菊花賞制覇云々は（次戦古馬にぶつける府中G1参戦ローテなどもあるため）別として、ダービー→神戸新聞杯の連勝（連続好走）などもみられているように、勝ち馬探しの必要条件としては「中9週～半年以内」「3勝以上」「OPクラスのレースで上がり1位経験あり」「OP勝利があり、かつOPクラスのレースで上がり1位経験あり」を複数満たしていることが目安となっている。

ちなみに、近年では最も人気薄となる7番人気Vをあげた09年イコピコも、4項目オールクリアでの制覇となっている（近年といっても相当古く、それだけこの阪神ニ四版が堅いことの表れなのだが）。

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神戸新聞杯戦績
ーーーー1着2着3着
22年指数5→12→5位
21年指数1→5→6位
20年指数1→2→15位
19年指数1→2→4位
18年指数2→3→5位
17年指数1→3→2位
16年指数1→5→3位
15年指数6→1→5位
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神戸新聞杯 2023 予想印は!? ホネ的注目馬各馬評価まとめ

シーズンリッチ / ロードデルレイ / サトノグランツ他

今年も今週から阪神はBコース替わり。

まず注目は、シーズンリッチ。

極度の上り勝負になってしまうとここでは苦しいかもしれないが、コース替わり初週の馬場と行く組が少ない状況のほうを味方に一発あってもというところ。

古馬準オープンくらいまでの活躍は見込める馬だと思っているし、「早ければここで」という思いと、前週のセントライト記念の結果を鑑みるとこちらはますます混迷状況のはずとの見立てから浮上の余地は大いにあるとみている。

距離への不安などみじんも感じさせないような積極策で。

もう一頭、穴で注目しているのがビキニボーイ。

まず、前走は人気馬よりもよっぽど人気馬みたいな競馬をしての内容で、もう少し姑息に立ち回ればさらに上が見込めた一戦。

その「上」というのを想定すると、ここでも十分にやれていい。

長く速い脚なら使い続けられるタイプでその強みを生かせばアッと驚かせられても。

3着内にまで顔を出してくるには、後半ハイラップが続く平坦戦になる必要はあるかもだが。

ロードデルレイは、前走水準からあと2勝は堅いとの印象。

この厩舎なのでおそらく、このタイトなローテで大きくパフォーマンスを伸ばしてくるここではないと思っているのでそこだけ。

この条件でもあり、理想形なら馬券内は楽勝だと思うが、レース傾向も“下げ”を示唆している状況。

サトノグランツも当然有力候補だが、賞金も足りているためここは完全な叩き台。

「前哨戦としては良かったと思います」をこのチームに繰り出されると、たちまち今度は当然の期待値割れということにもなる。

それでも、ここに入ると行けそうな点が、今回のこの馬に関しては強みではあるが。

その他に関しては、あまりに先行志向が窺えずのため馬場を見ないことには推すに推せずということで、今のところはこのくらいで（ただし、その馬場次第で特注馬になり得るところがあと1～2頭いるので、そのあたりはまた当日にでも）。

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

中山は思ったよりも稍重を引きずっているので午後まで見ないとなんともだが、土曜阪神は相変わらず高速馬場で基本的に外回りではどれだけ速く上がれるかが前面に出た状態（必ずしもイン必須ではない）。

今後、もう少し日曜ということもあってインに傾くことを期待して◎シーズンリッチとしておく。

◯サトノグランツ、▲ロードデルレイが相手筆頭だが、この2頭では本命◎という観点も含め、いくらこのコースと言えど今の馬場なら多少積極ペースも見込めるだろうという淡い期待からさすがに極度の上り戦だけの▲より◯を上に。

☆ビキニボーイには変わらず大穴を期待も、この末脚馬場なら△マイネルラウレアを浮上させたい。

マイネルラウレアは、ちょっと「それでもズブかった」が怖いところではあるもののまず間違いなく阪神外回りの2400mはプラス。そして、何より自身の庭といってもいい中山長距離重賞を捨て、新馬以来のタッグを組む横山武史Jが乗ってきているというのが不気味。相対的に位置取りを挙げられる可能性もある、このメンツも良いだろう。　（9/24 11:05追記）