競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【阪急杯 2023 レース回顧・結果】ともにミッション十分クリアで

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阪急杯 2023 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 アグリ 1:19.5 34.1
2 ダディーズビビッド 1:19.5 33.8
3 ホウオウアマゾン 1:19.9 34.3
4 グレイイングリーン 1:20.1 33.5
5 ショウナンアレス 1:20.1 33.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 阪急杯 2023

 

2/26 阪急杯 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

引き続き時計が測りにくい状況だが、前日からも(推定)通年平均比-0.3~-0.5秒/1000mあたりのイン伸び馬場で行われる

 

前半3F33.9秒、同5F56.4秒はなかなか軽快なペースで、決着1分19秒5も優秀な平坦戦で決まる

 

 

 

阪急杯 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

メイショウチタン

予想➡➡➡

結果➡➡➡15着

結果的に、この展開&決着水準では逃げられてしまったことが敗因。

2番手アグリのパフォーマンスは優秀なものだったし、そのプレッシャーを受ける形に。

想定もアグリが押し出されて単騎逃げでいくというものだったし、これは大敗もやむなし。

 

 

グレナディアガーズ

予想➡➡➡

結果➡➡➡7着

抜けた脚力でもって捻じ伏せ安パイかと思って見ていたのだが。

敗因は、前半33.9秒に対しての後半34.3秒のハイレベル決着、特に後半2つの11.2 - 11.9の速さにもあるとは思うが、それにしてもこのくらいの好レベル戦になればなった分だけこの馬が他を凌駕しやすくなるとみての諦め対抗◯だった今回。

正直、横一線とはいえ、後ろから差されていることに関しては不満しかない。

......と同時に、メイン敗因の前傾度不足に加え、結構この馬超A級ジョッキーの手腕でもって補ってもらってのここまでのパフォーマンス(騎手、乗り方も選ぶ馬)だったんだなと感じた次第。

テン乗りだった鞍上は「外へ張って脚が溜まらずだった」、師は「壁が作れなかった」ことを敗因として挙げてもいた。

 

 

△アグリ / ▲ダディーズビビッド / グレイイングリーン 他

△アグリ(1着)は、勝たれてしまったが、強い馬に強い競馬で後ろから来られるパターンにならなかったのでまあ納得。

もともと『ここから先は、普通に重賞で本命級として狙っていくことになるであろう馬』が、そうした状況もあって強い内容で完勝。予想として完敗だった。

これだけ阪神千四適性があれば、少なくとも中京千二は文句なしで、春のスプリント王の座もあながち夢ではなくなってきた印象。

 

 

▲ダディーズビビッド(2着)も、似通った適性の中京千二×竹之下Jでのパフォーマンスから、納得というか安堵の好パフォーマンス2着。

アグリのところで「強い馬に強い競馬で後ろから来られるパターンにならなかった」と書いてしまったが、十分強い競馬(アグリが飲み込まれるようなのは、G1級パフォーマンスであり、この馬も普通にG2級を刻んでいて満足)。

 

 

あとは、この日の馬場では1分19秒9の3着ラインからは平凡G3級となるが、その中ではホウオウアマゾンを評価したい。

ここでこの馬がこれだけの上りで辛抱できたことに驚きで、ますますよく分らなくなってきたところでもあるのだが、基本的に短い脚しかもたない馬だけによく頑張っているとみたい。

改めて、気分屋なところ(ここ最近が力負けではないこと)を確認した部分もあるが。

 

 

あとは、この程度の走破内容でさすがルプリュフォール(6着)とは思わない中で、「こっちは良いよ」なグレイイングリーン(4着)には触れておきたい。

鞍上の団野騎手もまた素晴らしいのだが、よくこの日の馬場ではノーチャンス競馬から挽回している。

正しく、ベストエフォート賞ものだった。

ちなみに、引き合いに使ってしまったルプリュフォール(典さん)ですら、そこはインベタ徹底→直線最後だけ大外の競馬だったことからも、いかにこの馬の競馬が苦しいものだったかはよく分かるところで。伊達に前年2番人気ではなかったかというところ。

 

 

 

予想全般としては、陣営談話から一抹の不安があったとはいえ、「個人的には、〜ここで走ってくれればそれで十分満足できそうな今回ではある」としていたにも関わらず、その▲DBの複勝で獲れなかったのが痛恨の回に(当然、◎◯チョイスの問題)。