競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【函館2歳ステークス 2022 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ /「4勝」の手腕で週末ジャックも

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――その4頭を勝ち上がらせた鮫島駿Jは、翌日がまた力の入る一戦で。

目次

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函館2歳S 2022 レース概要

 

 

函館2歳S G3

2022年7月16日 1回函館11日目

発走時間:15:25(予定)

函館競馬場 芝1200m

サラ系2歳 オープン

2021年優勝馬:ナムラリコリス 牝2   1:09.9 泉谷楓真

 

 

函館2歳S 2022 枠順

 

 

 

1 1 ロッソランパンテ 牝2 三浦
2 2 オマツリオトコ 牡2 横山武
3 3 クリダーム 牡2 武豊
4 4 オボロヅキヨ 牡2 松田
4 5 スプレモフレイバー 牡2 吉田隼
5 6 ニシノシークレット 牡2 勝浦
5 7 シンゼンイズモ 牡2 浜中
6 8 ミスヨコハマ 牝2 斎藤
6 9 ゴキゲンサン 牝2 藤岡佑
7 10 ミシェラドラータ 牡2 池添
7 11 ニーナブランド 牝2 横山和
8 12 ブトンドール 牝2 鮫島駿
8 13 アスクドリームモア 牝2 岩田康

 

 

函館2歳S 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

 

函館芝1200mは過半数が消耗戦となる舞台で、残りの大半は平坦戦という条件。

※ラスト4Fの各区間内に、加速が生じないレース(例:11.8-11.9-12.0-12.0)が定義

キャリア1~2戦のレースのため割愛も、消耗戦連対歴だけをもつというキャラはアスクドリームモアシンゼンイズモの2頭だけ。

 

追い切りからは、基本的には推奨なしだが、一応ニシノシークレットが1番手という感じ。(7/16 6:15追記)

 

 

 

函館2歳S 2022 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

「揉まれないこと」が重要なため外枠を引くことと、仮に「揉まれても」切り抜けられるための経験値として前走で好位(2〜5番手)からの競馬をしていたこと、が大きなプラスになるレース

該当馬➡➡➡前走好位での競馬をしていた馬のうち、外枠を引いたのはミシェラドラータ、ブトンドール、アスクドリームモア

 

牝馬のレースで、とりわけ「逃げずに好位から新馬勝ちした人気馬」と「馬格のある人気馬」は狙い

該当馬➡➡➡当日オッズと馬体重次第で、ゴキゲンサン、ブトンドール、ミスヨコハマ、ロッソランパンテあたり

 

牡馬と牝馬では、単勝15倍以上のラインから明確にパフォーマンス差が生じていて、牡馬で単勝15倍以上の穴狙いは見合わない

該当馬➡➡➡牡馬で中心で買えるのは、基本的に単勝15倍未満想定のアスクドリームモア、オマツリオトコ、クリダーム、スプレモフレイバーあたりか

 

といった感じ。

 

 

 

函館2歳S 2022 レース傾向分析&考察

 

 

 

基本的に勝ち切りに関して言えば、近10年で5枠から外が7勝しているように外優勢。

この辺りは、最初の傾向にある「揉まれないこと」に通ずる部分でもあり、この時期の2歳馬だけに「スムーズな競馬」が全てであり、「(それが)崩された時は挽回できないのは致し方ない」が結果として現れているところだろう。

 

もう一つの重要なポイントは、牝馬のためのレースという点。

牡馬は単15倍〜(0-1-3-70)に対し、牝馬は同(2-6-4-68)となっていて、複回値ベースでは大きな差がある※函館で行われた近17回。

 

 

 

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函館2歳S 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

今週末は全国的に雨模様で、函館に関しても渋化は免れない状況になりそう。

おそらく、「外枠と牝馬を狙え」は周知の事実だろうし、中途半端に降って外伸び馬場にでもなれば堅い決着に拍車をかけるとみる(重以上まで突入してしまえば、また別かもしれないが)。

 

 

ブトンドール / ミスヨコハマ 他

「牝馬を買え」という観点から、そして渋る可能性も大いにありという側面からも、真っ先に注目したいのはブトンドール

ここに入ると、明確に時計が掛かっていたと言える7/2当時(稍重)の馬場での1分11秒1は価値十分。

1分9秒台マストという良馬場状況では不安半分といった感じだが、逆に少しでも時計が掛かってくれれば楽しみはかなりある。

何より、信頼できる鮫島駿Jが、他にも自身が乗って勝ち上がった馬が多数(4頭)いる中この馬に乗ってきていることが楽しみ。

 

 

ミスヨコハマも、通用十分な牝馬。

2戦目のハイペース戦で勝ち上がれているあたりも好印象で、ブトンドールと同日の1分11秒1も当然評価に値。

 

 

時計的に微妙なところはあるが、ゴキゲンサンもミスヨコハマをものさしにすれば狙えていい存在。

血統的にも、渋ってさらに上があっていい。

ただ、こちらは直前の追い切りで「テンションを考慮して抑えた」とあるように、使われての気性面で心配あり。

 

 

良でのスピード勝負ならクリダーム、スプレモフレイバーが、昨年のカイカノキセキ的存在で、所謂「初戦で負かした相手も弱くなかった」パターンの人気馬。

ともに、ウィークポイントとまでは言わないが、明確に課題はあるので、今年もここから素直にというのはあまり考えていないが。

 

 

スプレモフレイバーの初戦は、調教的にもまあ1強納得で、走破タイムとしても上々Vではあるものの、ラップの示す通り楽に逃がしてもらってのもの。

ハイペースに巻き込まれた場合には、油断できない部分がある。

頭数が揃わなかったとはいえ、11頭立ての昨年も含め少なくとも前傾ラップにならない年は発生しにくいレースだけに、そのハイペースに初めて巻き込まれる可能性は高いわけで。

 

 

クリダームの初戦はここに入ると時計が最も出ていた馬場状態の中での1分9秒5。

負かした2〜3着馬たちもそこまで弱くなく悪くない内容だが、この馬のポイントは2戦目での気性面。

スムーズに出れば、ハナに立つ可能性が一番高い馬だとは思うし、その意味で前走同様に外目の枠なら好走の可能性は高いと思うが。

逆に言うと、この馬以外の前走逃げ切り勝ちの馬は、初めて他馬のペースで走ることになって信頼度は下がる。

 

 

シンゼンイズモは持ち時計の1分10秒8は評価できないが、前走(稍重)の1分11秒0のほうが評価対象に。

その未勝利勝ちのように、外差しが叶う馬場なら。

 

 

ニーナブランドは平凡な1000m戦を勝ち上がっての参戦で、普通の馬場なら逃げられない可能性もあってなかなか推し辛い存在。

ただこの馬は、追い切り(7/13・函館芝・重馬場)で、鞍上が「湿った馬場を上手につかめて走れている」とコメントしているあたりが強みになるかも。

 

 

雨の影響もさることながら、土曜の函館は東寄りの風がかなり強く吹きそう。

木曜夜執筆の現時点では、かなり水分を含んでの直線向かい風の状況とみて、◎ブトンドールには一目を置きつつも、以外は推定重馬場巧者を前から順に買っていきたい。

◯ニーナブランド▲ミスヨコハマ☆ゴキゲンサン△シンゼンイズモといったところか。あとは、実際の当日状況を見ての判断となる。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

なんや、雨はあまり降らない感じらしい。。。

こうなると▲クリダームを無視しづらくなってくるが、◎ブトンドール◯ミスヨコハマで行きたいところ。(7/16 9:00追記)