■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)
――「良ならハイペース一択なんじゃい」と唱えて。。。
目次
- ヴィクトリアマイル 2025 レース概要
- ヴィクトリアマイル 2025 枠順
- ヴィクトリアM 2025 ラップ適性・追い切り
- ヴィクトリアM 2025 過去レース傾向
- ヴィクトリアM 2025 レース傾向分析&考察
- ヴィクトリアマイル 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネX
5月17日(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら
・【追い切り注目馬】【六社S】【立川特別】【国分寺特別】他 東京競馬
・【追い切り注目馬】【新潟大賞典】【中ノ岳特別】【尖閣湾特別】他 新潟競馬
・【追い切り注目馬】【弥彦S】【信濃川特別】【飛竜特別】他 新潟競馬
ヴィクトリアマイル 2025 レース概要
ヴィクトリアマイル G1
2025年5月18日 2回東京8日目
発走時間:15:40(予定)
東京競馬場 芝1600m
サラ系4歳上 オープン
2024年優勝馬:テンハッピーローズ 牝6 1:31.8 津村明秀
ヴィクトリアマイル 2025 枠順
ヴィクトリアM 2025 ラップ適性・追い切り
東京芝1600m自体は8割がた瞬発戦 ※ ラップ発生のコース。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義
ビヨンドザヴァレー、サフィラ、タガノエルピーダ、スウィープフィートと上位の面々。
追い切りからは、アスコリピチェーノ≧ラヴェル≒アルジーヌで最終評価も変わらず。 (5/18 11:05追記)
ヴィクトリアM 2025 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※前傾ラップになることも多く、コース適性とは別に「ハイペース耐性」が求められるレース(馬場状態が違ってくるとまた話は別だが)
該当馬➡➡➡戦歴からハイペース耐性の裏付けがあるとみられるのは、アスコリピチェーノ、アルジーヌ、シランケド、シングザットソング、シンリョクカ、スウィープフィート、ステレンボッシュ、タガノエルピーダ、ドゥアイズ、バウンシーステップ、ヒルノローザンヌ、ビヨンドザヴァレー、マサノカナリア、ワイドラトゥールあたり
※1~2枠からは、ほぼ毎年1頭以上好走馬がみられる
該当馬➡➡➡クリスマスパレード、ステレンボッシュ、アルジーヌ、サフィラ
※前走10番人気以下からの連対例はなし
該当馬➡➡➡ヒルノローザンヌ、ラヴェル、ワイドラトゥール
といった感じ。
ヴィクトリアM 2025 レース傾向分析&考察
19年には“Moving Walkway”の上で、1分30秒5の大レコードを記録しているこのヴィクトリアマイル。
年々、高速化が顕著なこの時期の府中芝だが、良馬場で行われるヴィクトリアマイルは、ただでさえ締まったペースで上がりもそこそこにまとめてくるというレース像。それゆえ、タイムトライアル戦になりやすくなっている印象がある。
そして、さすがに急加速は入りづらく平坦戦になりがちで、端的に言えば、マイル未満のスプリント質の流れがデフォルトとなる。
良想定では前半3F34秒台前半より速いレースでの好走歴というのを、ここでは「ハイペース耐性」クリアの基準として判定しておきたいところ。
ただ、一転渋ると、スローになりやすいレース(コース)傾向から後傾戦への対応力が問われる、というのが近年のイメージ。
基本的に、良で高速決着なら内枠狙いが鉄則のレースでもあり、1〜4番枠は近19回トータルで(4-5-10-56)と4頭に1頭の割合で好走している。
率としてはそこそこ止まりの印象だが、さらに近19回中15回で馬券対象を送り出していること、人気以上の激走例が多いことなどからも字面以上に重視するべき項目だろう。
ヴィクトリアマイル 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
ビヨンドザヴァレー / ラヴェル 他
上記傾向パート内にもあるが、
“昨年「良ならハイペース耐性を問うべきレース」と再認識したVM。
(中略)
一応、ここでは(せっかく調べた手前^_^;)「それでも歴史は繰り返すんじゃい」とハイペース想定を中心に考えるが、これで馬場も鈍化してしまったらその目はノーチャンスか。” (前年記事より)
のとおりに良で迎えて流れ、そして波乱決着となったヴィクトリアマイル。
今年は、前走行かない競馬で手ごたえをつかんだアリスヴェリテに、あくまで好位が理想(のはずの)サフィラなど、昨年以上に流れるシーンが想像しづらい情勢。
ただ、梅雨空でも先週ほどまとまった雨にならない確率も高そうで、「良馬場なら流れるんじゃい」を脳内デフォルトとしておく(典さんのニヤリ顔も浮かぶので)。
その頭で、アルジーヌとビヨンドザヴァレーが注目の存在。
まず2頭ともに言えることだが、いずれも近走でG1直結の価値があるレースに出走し、勝ち馬がいわく付きな中で明確な敗因を抱えていた点が、このデフォルトVMで上昇が見込めるという部分が拠りどころ。
アルジーヌに関しては、これまでのこの馬なら(もっと)キレ負けして不思議なかった前走で見せた上りに、この舞台での後半スピードに耐えられるとの期待が高まったし、鞍上強化も大きい。
それでも、スローならラストではどこにもいないかもしれないが、そういう見立てではないこの一戦ではヘタに渋らず迎えられれば狙い目になる(馬場は熟すだろうがペース的な意味で。そういう意味では、渋ってハイというのがベストだが、レース的にそれは見通しづらい)。
血統的にもスピード決着にも対応可能だと思われ、ゲートを出ての様相が様相なら「行ってもOK」とさえ個人的には思っている。
ビヨンドザヴァレーは、2走前の中山牝馬Sでクリスマスパレードに次いで評価している一頭。
クリスマスパレードが、普通のレースの初マイルなら脚質的にも狙えていいが、あくまでこのレースのデフォルトラップを想定すると強気になれないと思っているので、一転今回はこちらが狙いにというところ。
前走も、単なるスローの前崩れ敗退でいい内容で、それはそっくり今回の想定の流れで強みになるもの。
鞍上が鞍上なので、どうしてもアルジーヌより上の印を打つというのはなかなか難しいとみているが、情勢次第では馬券的な狙いの中心はこっちというのはありかもと思っている。
渋った場合の狙い(あくまで、稍重くらいまで)を一応記しておくと、「渋ると一転緩みがち」なことから「中距離型も熟せましたね」で、やはりこの舞台ではラヴェルに期待ということに。
ステレンボッシュ(血統的に、これまで大崩れがなかった馬が崩れた直後が嫌。それでいて、おそらく人気もそこまで下げない)、クイーンズウォーク(やはり持久力勝負×2000m×中京コースが合うとの判定をした前走と、渋って瞬発戦になる想定のこことはズレ否めず)がマイナスを多く抱える中にあっては、この線での最先鋒は22年アルテミスSウィナーということで。
↓↓↓以下、当日午前追記内容。
レース時点の馬場状態は、(晴れ間は無さそう、かつ風はあるが湿度高くムシムシで)微妙なところだがおそらく良回復して迎えることになると予測。
というわけで、このレースならでは「上りスピード負け恐れず」◎アルジーヌでいく。
以下、ハイラップなら縦長隊列となってまだ克服可能な17番枠◯アスコリピチェーノを対抗視、▲ビヨンドザヴァレーとし、絶好枠☆サフィラまでの印とする。
☆は、「さすがに今年は……」と正直思わないでもない悲しいスロー決着でより良さが出ることからも、裏本命的位置づけという意味においてもちょうどいいと思っている(が、それ以上にこの半信半疑オッズは買いということで、想定展開逆でも他よりも上位にとって☆抜擢とした)。 (5/18 11:45追記)
競馬予想のホネX
X(旧Twitter)ではブログの更新情報はもちろん、レース当日の馬場の様子や、予想印変更、パドック、ブログ掲載馬のレース直前評価など、ブログには掲載しきれない内容をポストしていますので是非チェックしてください!
⬇フォローはこちらから!