競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【タワーオブロンドン 競走馬データ】過去レース分析 & 追い切り 回顧まとめ

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 new!! 2020/4/4 更新

これまでこのブログに掲載してきましたタワーオブロンドンの競走馬データとこれまでの追い切り評価、 レース前予想コメント、回顧コメントをまとめた記事です。

これまでのレースのふり返りや今後の予想にお役立ていただければ幸いです。

目次

 

タワーオブロンドン 競走馬データ

鹿毛

生年月日 2015年2月9日

調教師  藤沢和雄 (美浦)

馬主  ゴドルフィン

生産者  ダーレー・ジャパン・ファーム 

産地  日高町

主な勝鞍  19'スプリンターズS(G1)

近親馬  ブラックパイン、スノーパインの2018

血統 父 : Raven's Pass  母 : スノーパイン

 

 

タワーオブロンドン 高松宮記念 2020

 

レース回顧

2020/4/4 高松宮記念 2020 12着

 

 

他では、情状酌量の余地があったのがダノンスマッシュ(10着)、タワーオブロンドン(12着)、アイラブテーラー(18着)。

 

ダノンスマッシュ、タワーオブロンドンはともに実力を出し切っていないのは明白。

なんだかんだで、それぞれ左回り、鞍上&重馬場に泣いた印象が強い。

高松宮記念 2020 レース回顧

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レース前予想

2020/4/4 高松宮記念 2020

 

 

※前年以降に重賞2勝以上をあげていた馬は、大崩れなく走ってくる

 

該当馬➡➡➡グランアレグリア、タワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、ノームコア、モズアスコット(ダート)

  

タワーオブロンドンは、1分6秒7の完勝があるように硬い馬場のほうが良いだろうが、それ以前にルメール騎手が抑えて(後方から)の競馬に徹してきている馬の福永騎手替わりでは、馬の力は認めても買わない。

 

福永騎手自体もこの中京自体は良いが、抑えていってはいけない出していくくらいの気持ちでいかなければならない先行有利馬場だろうし、出していってこの馬をガッチリ抱えこめることを期待してはいけないジョッキーだろうし。

高松宮記念 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察 

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タワーオブロンドン オーシャンステークス 2020 

レース回顧

2020/3/7 オーシャンS 2020 3着

 

タワーオブロンドン

予想➡➡➡▲

結果➡➡➡3着

 

予想編にも書いた通り、「なんでこの追い切りでG1級?」というのが露骨に現れていたような気がする。

 

3着という結果よりも、◎ナックビーナスからの3馬身差、もっと言うとグランドボヌールとのハナ差は、あまりにも不甲斐ない。

なんにせよ、この馬はもっと暖かくなってからが真骨頂か。

オーシャンステークス 2020 レース回顧 

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レース前予想

2020/3/7 オーシャンS

 

コース適性値、レース適性値ともに、6割がた消耗戦ラップの条件。

ダイメイプリンセス、ティーハーフ、レジーナフォルテ、カッパツハッチ、クールティアラあたりが最適、次点でダノンスマッシュ、ナックビーナス、ハウメア、タワーオブロンドンの条件という感じ。

 

※少なくとも連対馬は、「芝1000~1200mのOP連対実績」または「重賞3着内入線」、「芝1200mで無敗」、「芝1200mで連対率85%以上」のいずれかを満たす馬から

 

該当馬➡➡➡カッパツハッチ、キングハート、タワーオブロンドン、ダイメイプリンセス、ダノンスマッシュ、ティーハーフ、ナインテイルズ、ナックビーナス、ナリタスターワン、ハウメア、ラブカンプー、レジーナフォルテ

 

※基本はHペース戦となることから、過去に前半3F32秒台での好走経験または同33秒台での好位からの好走経験あたりが欲しいところ

 

該当馬➡➡➡エスターテ、エンゲルヘン、カッパツハッチ、キングハート、タワーオブロンドン、ダイメイプリンセス、ダノンスマッシュ、ナインテイルズ、ナックビーナス、ナリタスターワン、ハウメア、ラブカンプー、レジーナフォルテ

  

▲タワーオブロンドン

 

タワーオブロンドンは、半年間隔が空いても気性的には全く問題なし。

58キロも苦にするような馬格でもなし。 鞍上も乗り替わるわけでもなし。

 

余程、調整面で疑問に思うところがないなら素直に、連対“1議席”はこの馬に“譲る”べきか。

 

しかしまあ、いつもながらに追い切りの時計は美しくない(笑) それでも、“いつもながら”と記しつつも、この馬としては好タイムを揃えてきているくらいなのだが。

 

今の美浦は坂路もWも比較的時計が出るのに、G1馬でこの程度の時計の馬がレースではなんであんなに終い切れるのか不思議でならない。

オーシャンステークス 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察

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タワーオブロンドン スプリンターズS 2019

 

2019/9/29 スプリンターズステークス 2019 1着

レース回顧

まず大前提として、3週前を筆頭に、速すぎたこの4回中山開催のイメージを引きずって「高速馬場、高速馬場」と言われていたが、日に日に高速決着のレース発生頻度が減り、この日も7R(内寄りの減量ジョッキーによる1、2、4着)、9Rサフラン賞を除き、むしろこの時期の平均的な時計という印象すらあった。

 

風の影響などもなく、高速馬場という見立てが形骸化したものであったという疑念が残る。

 

何より、そうでなければ、正直(オーシャンSで1分7秒1をマークした)モズスーパーフレア、(ご存知セントウルSはレコードの1分6秒7の)タワーオブロンドンで雌雄を決することになったこの展開で、前半3F32.8秒の行く末が1分7秒1に止まるというのはちょっと解せない。

 

そういう意味で、振り返りとしてはその高速馬場判定に疑問符を投げかけたい、というところから入っていきたい——そのあたりが1つのポイント。

 

タワーオブロンドン

予想➡➡➡◎

結果➡➡➡1着

予想編の最後にブログ内に追記(「さらに、当日14時過ぎ追記↓↓↓」部分)の通り、差し向きの風が吹くという予報が覆り、どうせ後方からになるだろうということで、本命でも単勝ではほとんど狙わず失敗。

 

スタートから抜群に上手く、中位差し切りを決めてみせた。

 

32.8 - 34.3のペースを、8番手から差して、しかも勝ち切るというのは、過去のこのレースの傾向から見ても強い競馬で、パドックで見たガッチリ体型と気合乗りからも、今年のこのラップからも、これにてタワーオブロンドン is “ザ・スプリンター”が完成した印象。

 

セントウルSをレコードで駆け抜け、1分7秒1のスプリンターズSも制したとなれば、やはりここからの距離延長は1400mですら危険だろう。

 

その時こそは、お得意の“軽視の一手”か(笑)(ネタにしてしまったが、我ながら「競走馬データベース」のおかげの◎だったと痛感中)

スプリンターズステークス2019 回顧

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 レース前予想

 

※稍重の昨年を除けば、15~17年までの近3年は、ペース的に馬場的に、よりスプリンター資質を問われにくくなっているレース

 

該当馬➡➡➡1400m以上のOPまたは重賞勝ち実績があるのは、

イベリス、ダノンスマッシュ、タワーオブロンドン、ノーワン、ハッピーアワー、ファンタジスト、マルターズアポジー、ミスターメロディ、レッツゴードンキ

 

◎タワーオブロンドン 雨が少しでも降るなら嫌おうと思ったが、天気はそうでもなさそう。

 

あと、今日の中山は昼から南寄りの風が強く吹くらしく、向こう正面向かい風から直線追い風のパターンになるとみられ、逃げ先行勢が前半で消耗し易くなったりする状況だと、ますます本当にこの馬にとっての“追い風”になるかも。

 

この辺りは、レースに大きな影響を与えそうなので今日の日中から注意しておきたい。

ちなみに、この強い南風、土曜は吹いていなかった様子。 

スプリンターズステークス2019 予想

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タワーオブロンドン セントウルステークス2019

 

レース回顧

2019/9/8  セントウルステークス2019 1着

 

予想➡➡➡▲タワーオブロンドン

結果➡➡➡1着

 

まず、1分6秒7の驚愕のレコードに関しては先にも記した通り、時計ひとつ分割り引いたほうがよさそうだが、あのラスト手綱を抑える余裕しゃくしゃくの競馬を見ると、この馬の場合はその馬場恩恵を差し引いても1分7秒台前半は確実なパフォーマンスだっただろう。

 

そして、前半1000mを55.1秒で通過する平均的な(この日の馬場を考えると少し凡戦様相の)ラップから、11.3-11.6と残り1Fで僅か0.3秒減速のレースラップにとどめ、超高速決着に仕立て上げた大きな要因も、この馬自身がラスト1Fで先頭に立ってからのパフォーマンスによるものであることは紛れもない事実。

 

レースぶりからの特注ポイントは、前走稍重のキーンランドCまでに見せていた行きっぷりの悪さからすると、見違えるほどの道中の手応えが良くなっていることがまず目立っていた。

 

間違いなく、時計の出る硬い馬場がめっぽう合うということで、少しでも渋ると持ち味が生きないのだろう。

 

レース全般、ただただ強かったタワーオブロンドンに対し、2着以下勢は若干このレースとしての平均点すら下回っていた印象が拭えず、G1で上位争いすべき馬のラインはタワーオブロンドンと2着ファンタジストのちょうど中間あたりにあったように思う。

 

その遠因としては、力を出し切れなかった馬をつくったマテラスカイと(自らも含めた)ミスターメロディによるところが大きい。

セントウルステークス2019 レース回顧 

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レース前予想

2019/9/8  セントウルステークス2019

 

 過去のレース傾向

※コース傾向としてはやや消耗戦寄りの持久戦セッティングで、ここ3年は16年消耗戦→17年消耗戦→18年消耗戦(重)ときているレース

 

該当馬➡➡➡ダイメイプリンセス、アンヴァル、キングハート、ラブカンプー、タマモブリリアン、カイザーメランジェ、マテラスカイあたりは申し分なく、

ファンタジスト、イベリス、タワーオブロンドン、ペイシャフェリシタ、ミスターメロディあたりはあまりに消耗戦寄りだと疑問も

※「前走10番人気以下は消し」が定石の一方「前走5番人気以内」も大きなポイントで、軸は「前走5番人気以内」馬から 該当馬➡➡➡アンヴァル、タワーオブロンドン、ファンタジスト、マテラスカイ※ダ、ミスターメロディ

 

予想コメント

▲タワーオブロンドン

さすがに鞍上C.ルメールで2戦連続、あの後方からの競馬になるとは思えず、という観点込みでアタマまで警戒との判断。

 

前走も消耗戦だったが、この馬にとっては流れるセッティング、レースは歓迎で、57キロも好材料。

 

むしろ気掛かりなのは、間隔を詰めて使われた時のパフォーマンスくらい。

 セントウルステークス2019 予想  

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 タワーオブロンドン キーンランドカップ 2019

 

レース回顧

 2019/8/25  キーンランドC  2着

 

人気順通りに入った、△ダノンスマッシュ、×タワーオブロンドン、☆リナーテの3頭については特に書くことはなく、鞍上の好判断と流れてくれて良かったね〜、としか言いようがない。

 キーンランドC2019 レース回顧

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レース前予想

2019/8/25  キーンランドC

 

 過去のレース傾向

※上記「人気の牝馬」以外では、同年重賞好走馬&同年北海道準OP勝ち以上馬が好走の多くを占め、該当馬の3着内占有率は7割超

 

該当馬➡➡➡アスターペガサス、カイザーメランジェ、セイウンコウセイ、タワーオブロンドン、ダイメイフジ、ダノンスマッシュ、デアレガーロ、ナックビーナス、ハッピーアワー、ライオンボス、パラダイスガーデン (これに、リナーテも該当)

※前走北海道戦に出走かつ5着以内だった馬は好走率4割近い

 

該当馬➡➡➡アスターペガサス、タワーオブロンドン、ダイメイフジ、ペイシャフェリシタ、ライトオンキュー、リナーテ

 

 予想コメント

×タワーオブロンドンの前走は敗れて仕方なしの、少頭数前々決着・稍重・58キロと不運が重なったレースで、今回はルメール騎手にも戻るし前進の可能性は小さくないだろう。

 

ペース的にも流れてくれたほうがいいのだろうが……、33.3秒-35.5秒とかになった場合への対応力未知の状況で、2番人気見当では個人的にはあまり強気には推せない。

キーンランドC2019 予想 

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タワーオブロンドン 函館スプリントステークス2019

 

レース回顧

2019/6/16  函館スプリントS  3着

 

3着タワーオブロンドンは、さすがにこの流れで、前に行けずの洋芝の稍重馬場に58キロでは用なしに等しかった。 上がり最速で一応、格好はつけたが。

函館スプリントステークス2019 レース回顧

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レース前予想

 

過去のレース傾向

※母父ナスルーラ系、ロイヤルチャージャー系が穴を開けるレース。いずれも複回プラスで、率の面でもその2系統がワンツー

 

該当馬➡➡➡カイザーメランジェ、タワーオブロンドン、ダイメイフジ

 

 予想コメント

そのタワーオブロンドンは、先にも書いた通り描くのは特殊なレースで、ここは軽視の一手で。

 

どんどん短距離志向が強くなってくるとみていて、出来れば安田記念で少しでも人気を吸ってほしかった馬で、安田記念を蹴ってここへの参戦、というのは好感だったが。

 

(どしゃ降りになったうえでの想定だが)58キロで、断然人気で、7頭立ての特殊なペースに巻き込まれるのは、普通に競馬をして勝ち切りたかったこの馬にとっては大きなマイナスでは?

 

馬自体は、洋芝も、ハイペース適性も特に問題はないだろう。

函館スプリント2019 予想

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タワーオブロンドン 京王杯スプリングカップ2019

 

レース回顧

2019/5/11 京王杯SC  1着

 

・指数的には、勝ち馬タワーオブロンドンで、前年のムーンクエイク同等レベルと、今ひとつ。

 

勝ち馬タワーオブロンドンは、前に遮るものも何もなく、これ以上ないスムーズな競馬をD.レーンがエスコート。

 

翌日のヴィクトリアマイルのノームコアもそうだったが、内からは少し距離をおいたところを最初から狙っていたような競馬。

 

まさに、己の腕っぷしを信じているから(そんなことは言わない真面目な青年だろうが、裏を返せば、内心「日本人ジョッキー相手なら、多少内を捕まえられないリスクをおってでも、外から壁にならない競馬ができれば楽に交わせる」との自信を深めていそう)こそ務まる競馬だろう。

 

ただ、この馬の安田記念には慎重なコメントを残していたように、このレースをああいう競馬で勝ち切ったことで、ますます短距離志向が強まっている感を受ける。

 

安田記念が、スタミナを要する一戦になり、多少なりとも穴人気してくれるなら格好の軽視馬となりそう。

京王杯スプリングカップ2019 レース回顧 

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 レース前予想

 

※コース自体は瞬発戦傾向の舞台

 

該当馬➡➡➡ロジクライ、リライアブルエース、サトノアレス、タワーオブロンドンあたりは、瞬発戦向き。

 

間隔が空いて、人気でしか狙いづらい△タワーオブロンドン、△サトノアレスは重視もしづらいが外しにくい存在。

京王杯スプリングカップ2019 予想 

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