――「3回京都3日目」に行われるんですね〜。
春天というか、G1という括りで考えても、当初予定通りに2週目初日に行われるなんて、かなりレアなんじゃないでしょうか。
いわば、“土曜G1”。
天皇賞(春)2019 過去のレース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※上がりの高速化とともに波乱含みとなり、34秒台後半の脚が求められるレースになってきている
該当馬➡➡➡エタリオウ、グローリーヴェイズ、チェスナットコート、パフォーマプロミス、メイショウテッコン、ユーキャンスマイルあたりは、この距離でも問題なくそのレベルの脚が使えそうか
※それでいて、勝ち馬探しという視点では、前走で「4コーナー4番手以内」を経験していることが求められる
該当馬➡➡➡エタリオウ、カフジプリンス、パフォーマプロミス、メイショウテッコン、ロードヴァンドール、ヴォージュ
※人気馬では、前走2200m以下からの臨戦が高確率で好走
該当馬➡➡➡フィエールマン
といった感じ。
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考察&まとめ
昨年は、良で3分16秒2決着と時計が掛かった。
1000m通過1分00秒1→2000m通過2分02秒8にしては、上りが4F48秒0→3F35.9秒と掛かったことが理由とみられる。
実際、前日の時計の出方からして、近年では最も時計が掛かる馬場の様相で、土曜7Rでは37.7秒掛かっていた。
また、差してくる馬は、内を通って伸びるというパターンが目に付いていた。
そんな中、岩田騎手が絶妙に内を捌いてスルスル差してきたのがレインボーライン。
決着指数も低かったので、この時計自体は馬場がタフだったからというだけではなく、そもそも低レベル戦だったというきらいもあるが。
いずれにしても、勝ち馬探しという点で異例といえる“4コーナー10番手以下”からの差し切り決着となった昨年を、例外視できる材料は多分にあるとみて良さそう(2~3着馬は、4コーナー2、3番手だったわけだし)。
ちなみに、グレード制導入後Cコース使用の天皇賞(春)は、昨年まで計15回レースが行われ、勝ち馬はすべて1~7番ゲートから。
だったのだが、それも唯一覆したのが昨年のレインボーライン(12番枠でのV)。
このあたりからも、昨年はイレギュラー感満載である。
そして、人気を集める4歳勢の“実績パート”を担う昨年の菊花賞もまた、ご存知の通り特異なレース。
というか、こちらのほうが断然例年との異質さでは上を行っている。
超超どスローの一戦。
以上のことから、去年の天皇賞(春)実績を拠り所にすれば、今の馬場とのミスマッチは避けては通れないし、またかなりのタフな展開を想定しなければならないということになりそう。
逆に菊花賞の結果を支持するならば、普通の年の天皇賞(春)(いや、もっと言えば近10年最遅レベルペースになったとしても)では、その緩さ満点の菊花賞好走歴ひとつでは120%心許ない状況だ。
ここはつまり、“以外組”ということだろう。
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予想印は!?ホネ的注目馬!
◎カフジプリンス。
前走は恵まれた。これは疑いようのない事実。
この馬向きの展開になった。
しかし、それよりなにより、「ズブさ満点(で、高速馬場で?)」「前走展開利」「上がりが速くなると……」というイメージが浸透しまくっていて、今回ナメられているのも事実。
先に挙げた、勝ち馬として求められる「7番枠以内」に入ったし、もう一つ重要なポイント「前走4コーナー4番手以内」(昨年のレインボーラインですら、前走の阪神大賞典では 4コーナー4番手の強気の競馬)も満たす。
昨年の天皇賞(春)組でも、菊花賞組でもないところから、勝ち馬要件を満たしたこの馬に託す。
今回も案外、この頭数でもあり、前が牽制し合うようなら、鞍上の判断ひとつで逃げまであっておかしくないとふんでいる馬。(実際問題、終始逃げの手なんてことは叶わないだろうが、後半戦だけの実質逃げ要員なら)
「ズブさ」については、この馬に関してのこの鞍上が頼もしく、3度騎乗して5→3→2着と、ここを獲るべくして邁進中(笑)。
高速決着についても、小倉や新潟2000mでの時計を見れば十分。
そして、その時の鞍上が、何を隠そう今回の中谷騎手。
「前走展開利」は、先にも書いた通り打ち消しようのない部分だが、4コーナー3番手の強気の競馬で最後まで伸びていたことが収穫とみている。
当日は、外が伸びる馬場でもなく、それであのコース取りで2着に来たのは立派。
展開面より、むしろ阪神→京都替わりのほうは気になっているが……。
「上がりが速い」点への懸念については、正直これはやってみなければという、上記「京都替わりへの懸念」とセットになる最大の不安点。
ただ、今回だけは4コーナーでの位置取り全てで補えるとみているし、都合良く「少頭数でも意外と流れてくれて・・・」に期待した。
というか、先にも挙げたように、この馬自身がその流れを演出、玉砕覚悟の積極競馬を見せてくれてもいいとすら思っている。
というわけで、思い起こせば菊花賞で◎を打ったこの馬に、淀長距離戦での雪辱を期待という結論になった。
相手が大物といえるかどうか今回は微妙だが、いつだって平成競馬は“大物喰いなら、ハーツクライ”。
◯ヴォージュ。
福永騎手(メイショウテッコン)のほうもいいが、ここはあえて和田騎手を買いたい。
Twitterにも書いたが、今回は“土曜G1”だ。穴では徹底的に前を狙わねば。
一見、◎とセットで来なさそうな脚質的組み合わせだが、この馬が残るには馬場(の後押し)に加えて、“2頭で後続を大きく離して……”などの「淀の惨劇」に近い展開利発生が、最も可能性のあるパターンだと考えている。
その場合、かなり終いの脚は各馬上がることになる。
これは、同時に◎好走のキーポイントだったりもするのだが、この馬にも好相性の京都なら残り目も出てくるのではという部分。
鞍上だけ考えたら、こちらのほうが◎より単で買えるイメージもあるし、この馬の単勝(最終的には70〜100倍見当?)はお楽しみとして、キッチリ買わせてもらうつもり。
▲フィエールマン。
人気どころでは最も信頼しているが、人気でしかもアタマを描くという意味では、既出の「前走4コーナー4番手以内」を満たしてきて欲しかったというのが正直なところ。
いくら、万全ではなかった前走AJCCとはいえ、あの緩い流れの2200m戦であればもっと強気に乗ってくるべきだったとみている。
距離に自信を持っていたシャケトラのように(4角3番手からの押し切り)。
また、ディープ産駒でもあり、少頭数でも道中出入りのある展開を作ってきた場合には、まだ長距離戦特有のラップへの対応力に関しては、懐疑的な部分あり。
これで、金曜売り出し直後のように3〜4番人気ならまだしも、1番人気では少し微妙で評価を下げた。
☆メイショウテッコン。
この馬は、単の資格はあり。
ただ、実際にはアタマまではどうか。安定して走ってきたとして、2〜3着ではないかとみている。
この鞍上、調教内容的にも、明らかに(ピークが)一戦ズレてしまっている印象。
前走のタッグ×出来でG1なら、本命でというのも分かるのだが。
△エタリオウ。
馬だけの評価なら、今回は断然。
エタリオウ>>フィエールマン。
なんなら、エタリオウ>>フィエールマン ←こうしちゃうくらい。
枠も良いし、前走2番手の競馬を試みた点も良い。
ひと言だけ、
ーーもともと長距離戦でどちらかというと買いたくないこのジョッキー(集中力短い?)を、この不調期に、しかもこの難しい馬でアタマで狙わない
もしかしたら、こんな時こそエタリオウがM.デムーロを救ってくれるのかもしれないが、そこに託すのは非論理的、かつ妙味的にバランスが合わないと言わざるをえない印象で。
今回の予想のホネは、開催“3日目”の絶好馬場である点。
それとは真逆のタフだった昨年の天皇賞(春)がイレギュラーであるという判断や、枠や脚質、その全てにかかってくる大きなポイントとみています。
昨晩は、早めに一回寝て起きて予想し始めたから、この“ホネ”見落とさずにすんだかな〜。
◎○的中、すんごいのホントにキターーーーーーヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
。。。あれ?これまだ夢の中?寝ぼけてるか〜。ホネ、起きろ~。目を覚ませ~ スヤスヤ(@´ρ`)zzZZ
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その他今週のレースはこちら
4/28(土)京都競馬(調教注目馬)
4/28(土)新潟競馬(調教注目馬)