
――本来その場面だった6走前が良いフックに?
目次
- 天皇賞(秋) 2025 レース概要
- 天皇賞(秋) 2025 枠順
- 天皇賞(秋) 2025 ラップ適性・追い切り
- 天皇賞(秋) 2025 過去レース傾向
- 天皇賞(秋) 2025 レース傾向分析&考察
- 天皇賞(秋) 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネX
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天皇賞(秋) 2025 レース概要
天皇賞(秋) G1
2025年11月2日 4回東京11日目
発走時間:15:40(予定)
東京競馬場 芝2000m
サラ系3歳上 オープン
2024年優勝馬:ドウデュース 牡5 1:57.3 武豊
天皇賞(秋) 2025 枠順
天皇賞(秋) 2025 ラップ適性・追い切り
9割がた瞬発戦 ※ が発生する特化条件。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.7-11.9-11.6-12.2)が定義
マスカレードボールが、ここまでの連対履歴からはコース適性型判定に。
追い切りからは、ホウオウビスケッツ≧コスモキュランダ>セイウンハーデス≧メイショウタバルの最終評価とする。 (11/2 9:40追記)
天皇賞(秋) 2025 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※基本的に瞬発戦になりやすくまた上がりの速さを求められるG1で、自身の好走時平均上がりタイムが好走の目安となるレース
該当馬➡➡➡(上下限を除いた)好走時上り平均値は上位から順に、ブレイディヴェーグ、クイーンズウォーク、マスカレードボール、ミュージアムマイル、タスティエーラ、ソールオリエンス、シランケド、アーバンシック……と続く状況。
※内枠はやはり好走の大きなカギになるレースで、特に人気馬が1~4枠に入ると好走率がかなり高い
該当馬➡➡➡ジャスティンパレス、タスティエーラあたりか
※「父SS系」「母父ND系」がレースにおいて毎年幅を利かせていて、中心は「SS系×ND系」でほぼ決まりのレース
該当馬➡➡➡アーバンシック、ジャスティンパレス、ソールオリエンス、メイショウタバル
※「当日単勝50倍以上」「8枠」「父ND系」あたりは鬼門で、穴馬はこれらを除くところから
該当馬➡➡➡(オッズ想定も含め)アーバンシック、エコロヴァルツ、セイウンハーデス、ソールオリエンス、ブレイディヴェーグといったあたりの人気薄が候補になるか
といった感じ。
天皇賞(秋) 2025 レース傾向分析&考察
基本的にデフォルトは「瞬発力」と「上がり3Fの速さ」の両方を求められるレースとして随一のG1というのが特徴的な天皇賞(秋)。
「瞬発力兼上がりの速さ」については、1か月後のジャパンカップもほぼ同様なのだが、急加速ラップでなおかつレース上がりが34秒台になるような年も多いようなそのレース質から、それぞれを“併せ持つ”ことが必要。
目安としては、自身のこれまでの好走時上がり平均が34秒台前半以下かつ瞬発戦連対数が最多というあたり。
ちなみに、牝馬や3歳馬の好走が多いのも、いずれもそういったレース(瞬発戦かつ上がりが速い)が多く発生する条件で、それぞれ牝馬路線、クラシック路線最上位クラスが出てくるからと考えている。もちろんそれに加えて斤量利も作用するからではあるのだろうが。
また、コース形態、実力拮抗のハイレベル戦、などの理由から枠はやはり重要。
内枠は好走の大きなカギになるレースで、特に5番人気以内で1~4枠に入ると手元の近9年集計で(12-7-5-22)好走率約5割超とかなり好走率が上がる。
血統的には、父SS系×母父ND系配合の馬が毎年必ずと言っていいほど好走馬に名を連ねる点もレースの特徴。
あとは、「単勝50倍以上の大穴」や「8枠」「父ND系」などの不振は顕著で、これらを除いた馬の中から上がりの脚の速い馬たちを狙う、というのが例年の攻略スタンスとなるレース。
そうして考えると、上り3位にも入らない2頭が穴をあけた昨年は、ドウデュースによっていろいろな部分で“イレギュラー発生”となったとの解釈も可能か。
天皇賞(秋) 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
クイーンズウォーク 他
まず、確たるペースメーカーがいて、どう考えてもそこを中心に予想が(オッズが)形成されていくことになりそうだが、まず渋ったらクイーンズウォーク狙いで考えていた一戦。
良馬場の瞬発力勝負なら足りないと思うが、渋ったこのレースでは自身“最長不倒”も、と過去にも評価を与えたことのある馬。
ただ、今週になって、どうもこの土日の雨は全国的に回避されそうで、ちょっとこの馬のパターンの確率は下がっている。
悩ましい“渋らないパターン”だが、その場合さすがにスローは考えないとしてアーバンシックを検討中。
悩ましいと書いたように悩みまくった挙句の選択、単純に過去の経緯から「メイショウタバル×府中」の条件で狙っておく必要があるだけという感じもするが、成長にも期待して。
もちろんあまりにも上りスピード不足というタイプは厳しいが、今年の場合逆に上りに特化し過ぎていてもいけないと思っている。
そういう意味で、府中適性型(←今や、そんな評価はどこへやらという気もするが、それもまたいい)だが、少しだけ末脚で劣っているくらいのこの馬にチャンスがあってもというところ。
おそらく、渋ると全くダメだとみている馬でもあるので、2週前からどんどん好天模様に傾いていって当日絶好馬場になったりするようなら、「運も味方に」のパターンにも当てはまるのではないだろうか。
完全ハイペースなら他に候補がいるが、武豊騎手×メイショウタバルと「このパターンなら離れた2番手でも」でくるはずのホウオウビスケッツであれば、実質的なハイペースにはそうそうならないとみて。
↓↓↓以下、当日午前追記内容。
昨日の午後の馬場を見ると、まずブレイディヴェーグはマストバイという感じになってきたか。それくらい、府中牝馬Sの末脚が、メイショウタバルを除く2番手以下の実質ペースが落ち着けば落ち着くほど、当時に合致する馬場状態との印象。今日の状況次第では、イクイノックスの1分55秒2が塗り替えられてしまう可能性も出てきた(もっとも、当日散水など”緩和”させようとしてくるかもしれず)。
また、「1800m≧2000m」という同じ課題を抱えるセイウンハーデスも、当日レコード頻発状況とかでは、単純に1分43秒9(稍重)の時計の怖さが増すところで押さえておきたい。もっとも、そうなった場合には今より注目が集まってしまっているだろうが、前走で狙った馬でもあることからそれでも買えていいと思っている。
アーバンシックに関しては、少し鞍上不安はあるがこのオッズなら中心視堅持といきたい。 (11/2 11:15)
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
当日になって、思ったよりも時計マイルドに、内と前が有利になった様子。
本当にメイショウタバルに続く馬のペースひとつになってきたといったところだが、変わらず実質Mペースと想定。
◎アーバンシック、◯ホウオウビスケッツ、▲エコロヴァルツがその答え。ずっと書かないできたことだが、実はコスモキュランダ(の終盤マクリ進出プレッシャー)が肝になるとみている一戦で、瞬発力勝負に寄り過ぎないところの一発に期待する。◎は、レコード頻発状況の回避は追い風だと思っている。 (11/2 15:00追記)
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