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――結局、今年は栗東CW組は“大本命”馬しかいませんでしたが、追い切り編に書いた(ボスジラの死角の1つ)のは「Wコース仕上げ」であるべきというレース像。
目次
- ステイヤーズS 2020 レース概要
- ステイヤーズステークス 2020 枠順
- ステイヤーズS 2020 ラップ適性・追い切り
- ステイヤーズステークス 2020 過去レース傾向
- ステイヤーズステークス 2020 レース傾向分析&考察
- ステイヤーズS 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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ステイヤーズS 2020 レース概要
ステイヤーズステークス G2
2020年12月5日 5回中山1日目
発走時間:15:25
中山 芝3600m
サラ系3歳以上 オープン
2019年優勝馬:モンドインテロ 牡7 3:46.1 W.ビュイック
ステイヤーズステークス 2020 枠順
ステイヤーズS 2020 ラップ適性・追い切り
瞬発戦と平坦戦 ※ 5割:5割というセッティングだが、近10回では7度平坦戦となっていてやや平坦戦発生率が高まっている一戦。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.0-11.7-11.3-12.2)が定義
直近10年傾向を重視すると、メイショウテンゲン、ポンデザール、タイセイトレイル、オセアグレイト、ゴールドギアと上位に来るメンバー構成。
追い切りからは、ボスジラ、アルバート、ヒュミドールを上位評価。
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ステイヤーズステークス 2020 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※関東馬の激走はほぼ見込めないレース
該当馬➡➡➡アドマイヤアルバ、オセアグレイト、オーシャンビュー、ゴールドギア、ステイブラビッシモ、ヒュミドール、ボスジラ、ポンデザール、ルミナスウォリアーあたりは基本的に5人気以内で
※最終追い切りを栗東・美浦問わずWコースで行ってきた馬が近年の好走馬の大半を占める
該当馬➡➡➡ゴールドギア、ステイブラビッシモ、ヒュミドール、ポンデザール、メイショウテンゲン
※中心勢力のアルゼンチン共和国杯以外ローテからは、前走京都組が相性良く、特に「前走京都戦で10着以内」だった馬は好走率上がる
該当馬➡➡➡オセアグレイト、ゴールドギア、タイセイトレイル、メイショウテンゲンのア共杯組+シルヴァンシャー
といった感じ。
ステイヤーズステークス 2020 レース傾向分析&考察
過去10年の好走の半数は前走アルゼンチン共和国杯ローテというハッキリとした傾向のあるレース。
今年は同組はオセアグレイト、ゴールドギア、タイセイトレイル、メイショウテンゲンの4頭。
それ以外に目を向けるとやはり「京都または札幌の長距離戦」を近2走で経由してきた組というのが圧倒的に目につく構図。
ここで、長距離路線で開花するという例も0ではないが、やはり夏場には洋芝の長距離戦、秋口以降は京都の長距離戦と長いところを意識して使われている組には一目置く必要があるという印象。
他では、上記の通り、関東馬の穴馬好走はほとんど見られず、関東馬で6番人気以下で好走したのは2頭だけで、手元の近18年集計では(1-1-0-92)と壊滅的。
なお、好走2頭の昨年モンドインテロと15年カムフィーはそれぞれに、6番人気?という印象だった馬。
前者は、オジュウチョウサンの存在もあって6番人気だったが複勝では当然もっと売れていて、4番人気相当。後者についても、2~3着山積みの戦績から単勝で売れにくい構図となっていた。
また、Wコース仕上げが好走の大半を占めていて、12年を除き近12回中11回でこの組から好走馬が出ているという状況。
先の関東馬の人気傾向と併せて考えると、トウカイトリック(栗東坂路仕上げ)、ファタモルガーナ(〃)、デスペラード(栗東P仕上げ)といった“ど適性馬”クラスを除き、1~3番人気以外で買って良いのは、栗東CW仕上げ組と5番人気までの美浦W仕上げ組と言い切ってしまってもいいかもしれない、そんな過去10年の好走馬の顔ぶれとなっている(逆に言うとそれらを除くと、それだけ堅いG2という状況の現れだったりする)。
昨年は、6番人気◯モンドインテロVも◎メイショウテンゲンが痛恨の4コーナーロスでの4着で、大勝とはならなかった一戦。
その昨年の、「覚え書き」をみると、
・3歳馬でここを使ってくる以上、このレース自体が「古馬の目標にならない」「昔の名前で出ています状態(空き巣状況)」となることもあってまず人気以上に走ってくる(19年メイショウテンゲンは4着だが、確実に3着エイシンクリックとは本来入線が逆で、少なくとも3着以上とみられる)
・基本的に、“ど適性”馬と、W仕上げ組のレース(美浦組は5番人気くらいまで)
というものとなっている。
3歳馬でここに使ってくれば人気以上に期待しつつ、以外では「レースへの」適性やWコースで調整された組がキーポイントとなっている。
(今年は出走がない)3歳馬に関しては出走機会は少ないが、昨年の4着メイショウテンゲンを含め過去11年で(2-1-0-4)でイグゼキュティヴ(09年)でも15番人気10着(3着からは0.3秒差)に来てしまうレース。
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見えるワタシにも敵が ・・・
いや波乱レースが見える!今そんな気分です!
先週、ある競馬サイトのツールを使ったところ
見えました!!
──────────────
▼11月29日(日)
東京2R(波乱★3)91,120円
東京7R(波乱★3)101,640円
東京10R(波乱★5)91,050円
東京11R(波乱★5)529,800円
阪神1R(波乱★3)15,280円
阪神12R(波乱★4)85,070円
▼11月28日(土)
東京10R(波乱★4)28,430円
阪神8R(波乱★2)95,670円
──────────────
例えば11月29日東京11R
三連単 529,800円
このツールで「波乱」が一瞬で見抜けました。
さらに、
「コース有利枠」の 3枠6枠8枠の計6頭から、
「コース不利戦術」に当てはまった1頭を除外。
簡単に予想して計5頭のBOX60点。
たったそれだけで・・・
なんと6,000円ポッキリで52万馬券が的中!
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ステイヤーズS 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
今年まず、“ど適性”馬という意味では、アルバート、メイショウテンゲンの2頭だろう。
後者は、昨年◎で狙った幻の3着馬(あの4コーナーじゃ、3着エイシンクリックを交わせなくて当然)。
そして、Wコース仕上げ組は、ゴールドギア、ステイブラビッシモ、ヒュミドール、ポンデザール、メイショウテンゲン。
ハイ、というわけで決まり(......と考えていたのだが、詳細後述)。
◯メイショウテンゲン
その◯メイショウテンゲンは、現役屈指レベルのコテコテステイヤー。
正直、ここを獲らないでどこを獲る? というほどに、3600m戦を待ち焦がれていたであろう馬。
昨年のダイヤモンドSは、近年では珍しいほどの超タフ、正真正銘ステイヤー戦。
前走4コーナー10番手以下で、当日人気馬は安定して走ってくるレースでもあり狙い目。
......だった週半ばまでだったのだが、暗雲垂れこめたのは金曜日。
当初、逃げ馬不在ではないが、スンナリ隊列が決まり前半は速くならなそうかなーとみていたところ、サンデームーティエに加え最終的にダンビュライトも出走してこずという事態に。
もともと、ダイヤモンドS当時よりもステイヤー’Sなステークスに今回なるかどうかだけ、逆に振れたらこの距離でも危うくなる、という見立てだっただけに、本命には据えづらくなってしまった。
◎アルバート
この舞台で◯を頭で嫌う展開の場合、穴で一発を狙えるのは、瞬発戦対応力のある関西馬。
56キロはこの馬にとっては非常に有利だし、転厩2戦目で迎えた去年よりもおそらく調整も楽。
実際に、去年より中間内容的にも良く、1つ歳を重ねても当時の自身のパフォーマンスを下回っているようではいけないレベルだと思っている(去年のこのレースは、「中間D」評価の◯モンドインテロが唯一無二のトップ評価だったくらいの“不作”状況だった)。
去年のこのレースは、それでも豪脚といっていい上がり最速の脚で3/4馬身差2着まで追い込んだわけで、改めてコース適性の高さを示した。
そして、上り最速をマークした馬が、勝率でも5割を超えてくるような一戦で、掲示板という意味では近年100%のレースということで。
▲リッジマン
3着なら、と思うのがこの馬。
さすがに連対圏には、このメンバーでも好位勢プレッシャーがかなり強まっての持久力勝負に持ち込まれないと厳しいと思うが。
そこが、瞬発戦好みな◎と決定的に違う、裏本命的位置づけの今回。
状態さえまともなら、今回で“ど適性馬”判定が下されるという可能性もある馬で、前走は、距離が足りない上に、明らかな叩き台で、得意ではない馬場状態にしては、終いの伸びも含め思った以上にやれていた印象。
☆シルヴァンシャー / △ポンデザール / △ボスジラ
穴党なら関東馬を狙うべきではないというレース像から、タイセイトレイルも穴で面白いかと思っていたが、▲同様に平坦戦向きで最終的なメンバー構成が足枷になりそう。
アルゼンチン共和国杯ローテは注目であり、5着内容も悪くないが、矢作厩舎で坂路仕上げの馬でもあり、5着前後の期待となりそう。
タガノディアマンテは、前走1番人気7着も、右回りと京都・中山なら下り坂を利してポジションを上げられる点で見直せる今回。
ただし、このレースで間隔があいたノーザンF以外というのは狙い辛く......。
さらに、人気でしか基本的に買えない4歳馬でもあり。
同様に、ローテ的には微妙なのが、△ボスジラ(中12週)、△ポンデザール(中14週)、ルミナスウォリアー(中12週)、オーシャンビュー(中1週)の4頭。
それなら、奇しくも京都大賞典包囲網を敷くことになる☆シルヴァンシャーを上に。
今年は同レースのほうが、注目ローテのア共杯より単純に決着水準は上。
もう少し詳細に見ていくと
・中盤で過度に緩んだ印象で、結果瞬発戦ラップを刻む
・ただし、前半がそこそこ軽快だったこともあって、レース上りも、走破時計2分25秒6もレベルとして悪くない印象
というもの。
そこでの4着、そしてなんだかんだこのレースに強いディープ産駒で楽しみは大きい。
ただ、この馬は実績とは裏腹に長距離平坦馬。
前走も瞬発戦で割を食った格好だし、加えてこの馬は休み明けこそ買えるタイプで、その点もマイナスに働きかねないところがある。
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