――そりゃあ、今回は仕上げは楽、整える程度ですよね。
ただ、ここはシヴァージが除外になってしまった時点で戦意喪失の一戦で......。
目次
- シルクロードステークス 2020 レース概要
- シルクロードS 2020 枠順
- シルクロードS 2020 ラップ適性・追い切り
- シルクロードS 2020 過去レース傾向
- シルクロードS 2020 レース傾向分析&考察
- シルクロードS 2020 予想印は!?ホネ的注目馬!各馬評価まとめ
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根岸ステークス 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察
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シルクロードステークス 2020 レース概要
シルクロードステークス G3
2020年2月2日 2回京都2日目
発走時間:15:35
京都 芝右1200m
サラ系4歳以上オープン
2019年優勝馬:ダノンスマッシュ 牡4 1:08.3 北村友一
シルクロードS 2020 枠順
シルクロードS 2020 ラップ適性・追い切り
コースラップ適性としては、カラクレナイ、ダイシンバルカン、ティーハーフといったところが上位。
ただ、レース自体は過去10年中7回平坦戦決着(残り3回が消耗戦)と、平坦戦寄りにシフトしているためディアンドル、モズスーパーフレア、ラブカンプー、セイウンコウセイ、エイティーンガール、ペイシャフェリシタ、ハッピーアワーあたりの平坦主流タイプにも展開次第ではチャンスが。
調教面では、セイウンコウセイ、ペイシャフェリシタ、ディアンドル、モズスーパーフレア、ハッピーアワーあたりを評価。
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シルクロードS 2020 過去レース傾向
※6番人気以下が必ず1頭以上絡むレース
該当馬➡➡➡エイティーンガール、ナランフレグ、カラクレナイ、ハッピーアワー、セイウンコウセイ、ペイシャフェリシタ、ダイメイプリンセス、ラヴィングアンサー、ティーハーフ、ラブカンプー、ダイシンバルカン、ディープダイバー、ビップライブリー
※冬場の重賞で、使われている強み(淀短距離S組など、大体「京阪杯以降」に)は大いにあり
該当馬➡➡➡カラクレナイ、ダイシンバルカン、ティーハーフ、ハッピーアワー、ラブカンプー、アウィルアウェイ、エイティーンガール、ジョイフル、ディープダイバー、ナランフレグ、ビップライブリー、ペイシャフェリシタ、モズスーパーフレア、ラヴィングアンサー
※前走淀短距離S・JRA重賞以外で4着以下は近年ほとんど好走がなく3着2本のみ
該当馬➡➡➡ディープダイバー、ビップライブリー、ラヴィングアンサー
※そして、近年は指定席のように3着大穴が毎年発生していて、みな前走から1〜2キロの斤量減での激走となっている
該当馬➡➡➡エイティーンガール、ダイシンバルカン、ティーハーフ、ビップライブリー、ペイシャフェリシタ、ラヴィングアンサー
シルクロードS 2020 レース傾向分析&考察
穴党としては、毎年複勝(3着)でのみだがかなり期待感の高いハンデG3で、6番人気以下の好走が続く上がりがかなり速くなるのが特徴のレース。
上がり最速馬の数値としては、18年は33.4秒、17年は33.1秒、16年は33.3秒。
これらは、重賞としてはかなりぬるいレースになることが多いことによる産物とみられる。
ただ、昨年はもともとがタフな馬場に加え、流れが速く上がり最速33.7秒(レース上がり35.0秒)と、ちょっと近年では異質なペースとなった。
その点、今年も似たようなタフな芝状態からは、昨年に同様のレース質が見込め、またBコース替わり初週でも内割り引き馬場という点も近似。
土曜もほとんど、上位3頭のうち最も外を通った馬(3分どころ~外)が上り最速をマークして、という決着となっていた。
しかも、直線だけでなくコーナーの時点で既に内は避けて回ったほうが良さそうな馬場。
また、過去2年従来の中2週から中1週となっていた前走淀短距離S組を中心とした、使われている組が優勢となっている。
ざっくり、前走が「京阪杯以降か以前か」で線引きされる感じで、先に挙げた3着穴要員もこの組からというのが大半。
また、1〜2キロの斤量減での激走パターンというのもそれら“要員”の大半となっている。
あとは、関東は中山→東京への開催替わりで傾向が変化していくかもしれないが、京都開催と荒れ馬場の小倉開催が続く関西圏では“ゴドルフィンブルー”の快進撃がもうしばらく続くかもしれず要注意(ジョイフル、ティーハーフ)。
とにかく、タフな芝になると走ってくる馬が多いなあという印象。
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シルクロードS 2020 予想印は!?ホネ的注目馬!各馬評価まとめ
展開見立てとしては、モズスーパーフレアの松若騎手戻りをポイントに、平坦戦~消耗戦ラップ寄りの展開を想定。
このレースの特徴でもある「ぬるい上がり高速化ラップ」ではない、締まった展開のほうに軸足を置きたい。
モズスーパーフレアの前走京阪杯は、前半3F34.2秒とテン乗りだったこともあって明らかな自爆(落とし過ぎて差される)ペースだった。
◎ハッピーアワー
買いたい度からいえば、特別登録の段階から想定人気も含め今回1、2を争う一頭だった。
まず、先に記した部分からも今年、より買っておきたい淀短距離S組。
......のはずだったのだが、残念ながら勝ち馬を除きレベルが微妙。
ならば、その淀短距離S組で善戦した組よりも、3ヶ月ぶり+20キロで4番人気6着だったこの馬の変わり身に期待したいという部分。
そもそも出遅れてしかも序盤掛かってもいた。
そして、当時も「中間B+」評価だったように、しっかりと調教を積んでの大幅増の一戦だけに、叩き2戦目での上積みも十分という部分。
これが一点目。
加えて、スプリンターズSを終えて、「次走1200mで差し届かず、(または1400m戦で好走して)その次の1200m戦で狙いたい」とした馬で、その次がまさにここ。
追走難さえクリアすれば末脚の破壊力にはかなりの魅力がある。
当初、モズスーパーフレア、セイウンコウセイ…といったあたりがいてハイペースになりそうなことから、その弱点(追走難)のほうを考慮しなければならない、対抗○までにとどめるべきシーンかとも考えていたが、みな万全の出来とは思えない調教面を見てその考えを改めた。
やはり冬場のこのレースなりに、各馬全開パフォーマンスとはならず、すなわち「ペース落ち」「前崩れ」を味方につけての一発絶好のシーンとみたい。
この馬自身は、その前走時点で良かった(「中間B+」評価)ことも含め順調な過程という印象で、最終追い切りも4Fのみだが十分好内容。
Bコース替わり初週でも昨年と似たような馬場想定なら、この8枠16番もむしろ複穴としての魅力が増したくらい。
◯ティーハーフ / ▲ダイシンバルカン / ☆ジョイフル / △モズスーパーフレア / △ラブカンプー
あとは、“ゴドルフィンブルー”にも関連してくる部分だが、このレースの近年の好走馬の約半数を数えるサンデーの血を持たない◯ティーハーフ、▲ダイシンバルカン、☆ジョイフル、△モズスーパーフレア、△ラブカンプーで相手を固める。
お決まりの(?)3着穴要員として期待の◯ティーハーフ、▲ダイシンバルカンは、ともにコースのラップ適性はバッチリ。
時計が掛かって凡戦決着まであるという見立てなら、こちらも複穴なら十分あり。
☆ジョイフルはやや適性面で平坦戦~瞬発戦寄りになっているので、ガチスプリント戦だと、いくら前が苦しくなってもこちらも「アレ⁉︎案外伸びないの?」というパターンもあり得そう。
たしかに、今の馬場で、単純に前がかり展開を考えると、こっちのゴドルフィンブルーが突っ込んできそうではあるのだが、これまでのラップ戦歴からは必ずしもそうではなさそうなのが取捨悩ましいところ。
△モズスーパーフレアは、得意の中山以外でのパフォーマンスに疑問。それだけ。
△ラブカンプーも、ここで52キロまで大幅に斤量が軽くなってくると100円くらいは押さえておいても。
さすがにさらに馬体減とかでは、その100円すら期待値に見合わないが、何せ2走前は久しぶりに粘りを見せまともな指数で走っていた。
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レッドアンシェル / カラクレナイ / エイティーンガール / ×セイウンコウセイ / ×ペイシャフェリシタ
レッドアンシェルは、極端な枠というおまけまで付いて、フォーリー騎手、休み明け、初めてのスプリント戦(“ラップ的に実質”という意味で)で、今回人気で買う意味は全くなくなった。
2走前は、指数的にはG2級パフォーマンスでも前半34.3秒-後半33.0秒と、いくら消耗戦ラップを刻んだと言えど今回の情勢とはだいぶ違っている。
そして、「水掻きがついている」とまで言われるほどの重巧者が重賞初制覇を成し遂げた前走CBC賞ももちろん特殊レース。
確かに「冬の京都芝はマンハッタンカフェ産駒好相性」なのだが。
カラクレナイは最近では常に安定したパフォーマンスを披露してきているが、55キロではオープン好走レベルで止まってしまっているのも事実。
ここもそうレベルは上がらないとみているので、ラップ適性面からも無視はできない存在だが。
人気も一見下げているように映るが、このかなりの割れ加減の状況でこの馬の単勝10倍台、8番人気とかだと、相手に選んでも「え!?こんなに安いの?」となりそうでもあり......。
エイティーンガールは前走パフォーマンスは余力十分かつ11.4 - 11.7 - 11.5と優秀だが、これまでの好走はピタリと前半34.4秒以上のレースでのもの。
未勝利の小倉で経験しているとはいえ、このメンバーで前半のペースへの戸惑いが懸念点となる一頭。
あと、鞍上も良くないよね〜、という……。
そのあたりよりは、どうせ買うなら・・・
×セイウンコウセイは、前走内容を評価(次走注目馬)している一頭で、中間の内容も良く映った一頭。
秀逸だった昨春の高松宮記念(◎)のパフォーマンスも含め平坦戦寄り実績のタイプで、モズスーパーフレアに消耗戦ラップを刻まれると少し展開的に苦しいかもしれないが、デキで好勝負の可能性も。
何せ、他の馬がスプリント重賞にしては目立つ追い切りをこなしてきていないようなので。アドマイヤムーン産駒もこの時期の時計のかかる馬場というのは良い。
×ペイシャフェリシタも似たような感じで、やや平坦戦適性が高いのが気になるが、好状態で噛み合えば好走あっても。去年本命で狙った馬がここまで人気を落とすのなら。
とにもかくにも、良きも悪きも、上げればキリがないこういうハンデG3。
基本的には◎の、(おそらく)出遅れ最後方になっての大外ぶん回しがどこまで現実的かだけを見極めて、複勝勝負への期待値を吟味するべきレース(相手どうこう、複勝勝負ではなく広く網を張るかどうか、等は二の次)、こういう時こそ「一点」しっかり見つめるんだぞ!と自分に言い聞かせておきたいレース。
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あらら、夜間に降雨の札幌(新潟もそうみたいですが)、また今小雨が。。。
— yosounohone (@yosounohone) 2019年8月25日
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな~このレース。
むしろ細く見せていると言ってしまっても良いくらいだな、サルサディオーネ。
— yosounohone (@yosounohone) 2019年8月24日
それより、よっぽど増減なしのホーリーブレイズのほうが、2ケタ馬体増感を醸し出しているというww
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