競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ローズステークス 2020予想】追い切り・ラップ適性 & 各馬評価まとめ / 波乱のポイントは秋華賞へのリンク度合い

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――本来なら、ここローズSまで牝馬路線はずーっと瞬発戦だけで強ければ良かったはずなんですがね、今年は違うか。

目次

ローズステークス 2020 含む、9/20(日) 中京競馬の追い切り注目馬はこちら

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ローズS 2020 レース概要

 

※今年2020年は、JRA発表の開催日割の変更に伴い、中京芝2000mとして行われる

 

ローズステークス G3

2020年9月20日 2回中京4日目

発走時間:15:35

中京 芝2000m

サラ系3歳 オープン

2019年優勝馬:ダノンファンタジー   牝3   1:44.4   川田将雅

 

ローズS 2020 枠順

 

 

1 1 リアアメリア 牝3 川田
1 2 フィオリキアリ 牝3 北村友
2 3 フアナ 牝3 ルメール
2 4 ヤマニンプティパ 牝3 竹之下
3 5 リリーピュアハート 牝3 福永
3 6 セウラサーリ 牝3 池添
4 7 ウーマンズハート 牝3 藤岡康
4 8 オーマイダーリン 牝3 和田竜
5 9 クラヴァシュドール 牝3 デムーロ
5 10 アブレイズ 牝3 藤井勘
6 11 アカイイト 牝3 藤岡佑
6 12 チャイカ 牝3 松山
7 13 ムジカ 牝3 秋山真
7 14 シャレード 牝3 戸崎圭
7 15 デゼル 牝3 武豊
8 16 シャムロックヒル 牝3 団野
8 17 エレナアヴァンティ 牝3
8 18 ラインオブダンス 牝3 坂井

 

 

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ローズステークス ラップ適性・追い切り 

 

 

コースは、瞬発戦 ※ 主流だが、平坦戦発生率もそこそこのセッティング。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じるレース(例:12.5-11.8-11.9-12.2)が定義

セウラサーリチャイカフアナムジカアカイイトラインオブダンスシャレードとコースラップ適性上位。

 

追い切りからは、アブレイズデゼルセウラサーリクラヴァシュドールを評価

 

ローズS 2020 過去レース傾向

 

 

 

前週同様に、「条件替わりで傾向もへったくれもない」ので飛ばす。

ちなみに、阪神1800mはご存知9割がた瞬発戦になる超瞬発特化条件であり、今年の中京2000m→京都2000mのほうがラップ的には断然関連性があって前哨戦として適当。

 

 

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ローズステークス 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ただでさえ、(昨日のケフェウスSが消耗戦にまでなったように)瞬発戦傾向が薄れるセッティング替わりな上に、竹之下、団野、藤井に、距離延長のエレナアヴァンティという構成。

ペースがメチャメチャなレースになりそう。

 

 

◎ラインオブダンス

平坦戦連対歴があって、差し脚質タイプを狙う。

逆のメチャメチャペース、即ち超スローならこの枠だし諦める。

阪神1800mでの超ウルトラ級瞬発戦でなければ、十分通用していいのがこの馬。

前走は、見た目にはそうでもないがそのラップの通り余裕のV。

どこまで行っても、あの態勢のままその差は詰まらなかったであろう内容。

その平坦戦での勝利に加えて、阪神1800mでも上がり最速V歴のあるこの馬には、他の馬にはない、上がりの脚のトータルの速さ(持続力)とキレ(瞬発力)の兼備という強みがあるとみている。

アルテミスS当時◎を打ったこの馬にもう一度期待。当時のように、無理に出していったりしなければ脚はみせられるはず。

 

 

◯フアナ

フアナも、平坦戦だった前走内容がここを勝てていいレベルの一頭。

ロングスパート寄りの展開になれば、ここまで瞬発戦ばかりで実績を積んできた上位勢に対して、先着のチャンスは広がるとみている。

 

 

▲シャレード

このコースで穴傾向の強い産駒だけに、侮れない。

◎が枠もあって、想定以上に人気していないのでこちらを上には取らなかったが、今回出来も及第点。

前走パフォーマンスのままでは足りないが、恵まれたり叩き2戦目での上積みひとつで上位進出も。

そして、その恵まれの一つが冒頭の想定ペースによってもたらされるとみている。

 

 

☆リリーピュアハート

リリーピュアハートが、オークス組では最上位評価。

そのオークスでは、ゲートを出て落馬しそうなほどの躓きがあって完全にリズムを崩した印象で、残念ながら力を出し切ることは出来なかった。

この馬の場合、その前の忘れな草賞で平坦戦ラップ3着好走歴がある点が、その他オークス組と決定的に異なっているところ。

 

 

 

以下は、「瞬発戦と想定するなら」と考えている組で、3着線上の位置づけとした面々。

 

アブレイズは、この中間も調教抜群。

フラワーC内容も良いのだが、平坦戦になった際にどちらに転ぶかは今のところなんとも言えない部分がある。

そして、何よりこの厩舎の牝馬という点が非常に頼りない。

3歳秋以降、重賞で走ったケースというのは、ミッキークイーンを除くとほとんどなく。


ウーマンズハートは、今のところ(馬場的な面も含めて)「顕著な夏女」説の結論付けが個人的に出来ていないところなので、人気によっては注意したい存在。

ただ、回りは別として、条件的には野芝×阪神1800mのほうが良かったかなと。


クラヴァシュドールは、このまま秋華賞にも使ってくるなら、買うならローズS>秋華賞だと思っている馬。

春時点では、少なくとも総合力世代牝馬上位の馬で良い馬なのだが、以前にも書いたように、この厩舎仕上げで長いところのG1はキツいと思っているので、どちらで買うかと言われれば今回という感じ。

(別の気性面の問題もあるが、)これはリアアメリアにも当てはまる。


デゼルは、スイートピーSでのパフォーマンスが非常に優秀な一方、まだ瞬発戦以外の経験すらないキャリア3戦馬。

この条件では、幅を利かせるディープ産駒だけに杞憂に終わるのかもしれないが、この枠順だけに……。

外から前に入られて、あっという間に最後方、そこから淀みのないラップでレースが流れた場合に、ラストで脚が使えるかどうかはやってみなければ分からないというところ。

 

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