――不確定要素はなるべく排除して……、という割り切り予想でもある今回。
中でも、調教面の見立てについては、今週のホネの(特に福島競馬)での最重視項目であり、真髄。
ラジオNIKKEI賞含む福島競馬、本日の調教注目馬はこちら
【調教注目馬】 6/30(日)福島競馬
ラジオNIKKEI賞2019 過去のレース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※過去に福島芝を勝っていて、前走東京芝戦で完敗してきたような馬が変わり身を見せるレース
該当馬➡➡➡マイネルサーパス
※調教的には、「最終追い切り南Wコース」該当馬が好走多数となっていて、特に「2週連続南W追い切り」で臨む馬に注目
該当馬➡➡➡注(後述)
※「コーナー4つ」「内回り」コースでの好走歴がない馬は苦戦傾向
該当馬➡➡➡ポルーニン、ブレイブメジャー、インテンスライト、レッドアネモス、ウインゼノビア、ゴータイミング、ランスオブプラーナ、アドマイヤスコール
といった感じ。
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考察&まとめ
上記の通り、調教注目ポイントがあるレースで、最終追い切り南Wコース組を狙うべきこのラジオNIKKEI賞なのだが、今年は今週から同コースが改修に伴う閉鎖中とのことで不在。
来年以降用として、この傾向についてはまた注目したい。
むしろ、今週全般に関して個人的に注意して見ている「これまで南W仕上げだった馬の、別コース仕上げ」の影響や、影響皆無の利点ということで「(迷ったら)関西馬>関東馬」に、今年は注目したほうがいいかもしれないと考える。
一方、レースのラップ傾向としては、このコースセッティングでも、年によっては結構急加速の入る瞬発戦になることもある。
そんなところもあってか、過去の好走馬をみると、意外とここまでの最高パフォーマンスが瞬発戦でのものという馬も多くみられる。
ただ、それらは人気馬で好走というパターンが多い。
時期的にも、瞬発力勝負になりやすい東京戦からここにという馬たちは、実際にレベルの高いレースを経験しているし、そうした馬たちが人気になって好走というのも頷ける。
ただし、今年は上位人気にはこのタイプはあまり見当たらず、強いて言うなら5〜6番手にいるゴータイミング、レッドアネモスといったところか。
その意味では、今年は堅い決着も平気であり得る、との印象も。
一方で、そうした瞬発戦でもラスト1Fで大きく減速(0.7秒〜1.0秒とか)しているレースで、過去最高パフォーマンスを発揮している馬の好走が目立つというのものこのラジニケの特徴。
こちらは穴馬の好走も多く、そうしたラップになりやすい福島競馬場で行われるきんもくせい特別などを勝っている馬たちが侮られているケースは絶好のチャンスとなる。
また、中京同様に木曜から続く雨模様が、混戦の最大要因と言っても過言ではない状況なった。
福島は、土曜はもったようだが(終日芝良開催)、日曜はまとまった雨が朝から降ることになりそう。
レース時点では、混戦にさらなる拍車をかけて……となっている可能性も。
いずれにせよ、開幕週+本降りで、単純に「内が荒れて差し競馬!」とも決めつけ難い、判断の難しいところがあるレースとなる。
ちなみに、このレースとしては重馬場で行われるとなると珍しく、稍重以上で行われれば06年タマモサポートVの年以来のこととなる。
今週のラジニケは別として、ローカルで開幕週から馬場の痛みが進むとなると、後半戦では久しぶりにローカルらしい楽しみな競馬になるかも⁈(ドモナラズ……あの頃の競馬が懐かしい)
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※先日家族で潮干狩りに行き、あさりの酒蒸しを作ったら娘がかなり気に入ったらしく、私が休みの日には必ず「貝食べたい〜!」と言うように。また〜?と思いつつもホイホイ作ってしまうホネです(笑)今日も予想に料理にがんばります(^o^;)いつも応援して下さる皆様、ありがとうございます(^^)
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予想印は!?ホネ的注目馬!
正直、直前まで見極めないとなんとも言えないが、冒頭にも書いた通り不確定要素は抜きにして、ホネらしく「調教」「デキ」と、「内回り実績」「ラップ適性」を重視して、尚且つなるべく人気によらない方向で攻めたい。
(ん?さっきなんか「人気決着も全然あるよー」とか書いた気がするな……気にしない、気にしない(笑))
◎サヴォワールエメ。
妙味に加えて、「らしく」で行くならここしかないか。
あまりにも内・先行不利なら、直前に印を落とすかもしれないが。
まず、前走時調教が抜群。その前走・白百合Sでは、先頭に立ってキレ負けの内容で、それ自体このレースではプラスなくらい。
前走狙い、凡走明けは、マストバイのシーン。
前走をふまえ、「今回は逃げ馬を見ながら運びたい」との陣営談話も出ていて、それにはうってつけのメンバー構成も有利に働くとみる。
この中間も「気配の良さが目を引く」とのことで、その勢いのままに最終追い切りは今回も抜群。
タフな馬場で牝馬での勝ち切りというのは少々酷な印象もあるが、3歳春に稍重の阪神2000m設定を勝ち切っている馬だし、熟してくるほうに期待。
◯ブレイキングドーン。
こちらも内回りで、タフなセッティングは合いそう。
一杯に追われてのものとはいえ、3歳で助手騎乗外目を回っての栗東CW79.0-64.8-12.1を出してきたのだから、文句は言えない。
この鞍上で、前走までとは違い腹をくくっての一発は不気味。
▲ギルマ。
この馬の強みは、内回り中距離のコース形態への相性が抜群なことに加えて、12月の阪神、1月の京都×2戦、小倉の稍重と、タフな馬場での実績。そして勝ち味に遅いが、大崩れがないという点。
このレースで、しかも切れ味が削がれる展開に持ち込まれれば持ち込まれるほど、脅威を増す印象。あとは、この極端な枠が裏目に出なければ。
☆ランスオブプラーナは、57キロはキツいし、それ以上に叩き良化の典型的なタイプだとみてている馬で、今回平気で大敗もあり得るだろう。
ただ、この人気は複でも舐められすぎか。
『休みなく使われデビューから6戦目の毎日杯時点でもかなり使い詰めでどうか?と心配したなか、パフォーマンスを上げて制したくらいの馬で間隔空く=懸念材料、加えて、単以外はまったく妙味はないだろう』というのが週前半での見立てだったのだが、このオッズを見て“寝返る”ことにした。
最終追い切りに関しても、馬なりで外目を回ってあの時計を出されたら、いくらこの厩舎とはいえ軽視できないという印象で。
本当は重い印で積極的に狙いにいきたかったきんもくせい特別勝ちの△マイネルサーパスは、直前を坂路追いでの出走。それ自体稀(初?)で、割引く。
△アドマイヤスコールは、調教編のタイトル・序文でも触れた馬だが「実は、ここにきての調教内容の変化度合いは1、2を争うんじゃないか」とみている一頭。
鞍上も怖いし、雨(馬場)ひとつでこの大外16番枠というのも一気に妙味へと転換し得るものだから楽しみは尽きないといったところなのだが、内回りピッタリとまでは言えない実績面からこの評価に。ただ、馬場次第で、外狙い志向を強める状況になっていれば、一気の重用も。
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