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【日経新春杯 2020予想】過去のレース傾向分析&各馬評価まとめ / 4歳勢皆ノーザンF以外でアノ要件満たせずなら……

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――『Mr.ザ「これから原因究明を」川田』。。。ちょっと気に入っているw( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

ただ今回は、「原因」じゃなくて、「勝因」でな、頼むよ川田さん。

 

 

目次

 

京成杯 2020 予想 

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日経新春杯 2020 レース概要

 

 

日経新春杯 G2

2020年1月19日 1回京都7日目

発走時間:15:35

京都 芝右 外2400m

サラ系4歳以上オープン

2018年優勝馬:グローリーヴェイズ   牡4   2:26.2   M.デムーロ

 

 

日経新春杯 2020 枠順

 

1 1 メロディーレーン 牝4 岩田望
2 2 レッドジェニアル 牡4 武豊
3 3 マスターコード 牡6
3 4 レッドレオン 牡5 北村友
4 5 チェスナットコート 牡6 藤岡康
4 6 モズベッロ 牡4 池添
5 7 タイセイトレイル 牡5 川田
5 8 エーティーラッセン 牡6 藤懸
6 9 ロードヴァンドール 牡7 太宰
6 10 サイモンラムセス 牡10 小牧
7 11 サトノガーネット 牝5 坂井
7 12 スズカディープ セ8 岩崎
8 13 アフリカンゴールド セ5 福永
8 14 プリンスオブペスカ 牡6 藤井勘

 

 

 

 

日経新春杯 2020 過去のレース傾向 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

  

 

レース傾向攻略が比較的有益となる印象の重賞で、特に「前年以降の京都2000m以上戦での3着内実績」データは有力

該当馬➡➡➡アフリカンゴールド、タイセイトレイル、プリンスオブペスカ、マスターコード、メロディーレーン、モズベッロ、レッドジェニアル、レッドレオン

 

 

前走上がり2位以内で3着以内だった馬は人気でも外せない好走率5割超のホットスポット

該当馬➡➡➡サトノガーネット

 

 

前年に阪神2400mの1000万以上を好走していた馬の好走が続くレース

該当馬➡➡➡エーティーラッセン、サトノガーネット、タイセイトレイル、プリンスオブペスカ

  

 

といった感じ。

 

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日経新春杯 2020 レース傾向分析 考察&まとめ 

 

 

過去傾向データに当てはまった好走が多い印象のレースで、上記「前年以降の京都2000m以上戦での3着内好走歴」のあった馬は近15年で3着内36頭を占めている。

坂を上って下っての独特なコース形態も相まって、素直に淀の長距離戦での1年以内好走とやはりリンクするということを表しているとみられる。

また、前走でしっかりと末脚勝負で上位にきている馬も、過去18年の日経新春杯において(9-10-9-26)と5割超の安定感を誇り、昨年は3頭該当中ルックトゥワイス、シュペルミエールの2頭が好走を果たしている。

このあたりは、4F勝負、3F勝負など年によってのレース後半のラップ構成は違えど、それらを問わずいかに上り3F上位で走り切ることがこのレースにおいて重要かという点を物語っている。

実際に、このレースで上がり最速マークした馬は、近17年ベースで(11-5-2-2)と2頭しか馬券を外していない(圏外2頭も、3着と同タイムの4着なので、上り最速マーク=ほぼ好走といえるレース像)。

 

G2だが、この時期のハンデ戦ということもあって、昨年のシュペルミエール(3着)、18年ガンコ(3着)などのように条件戦上がりの馬も、当日人気によらずまったく気にする必要はないレース。

そういった側面も手伝って、前年に阪神2400mの1000万以上を好走していた馬の好走が、新しい順にシュペルミエール、ガンコ、ミッキーロケット、シュヴァルグラン、サトノノブレス・アドマイヤフライト・フーラブライド、トゥザグローリー、……と毎年続いていて注目傾向。

関西圏での同距離戦としての阪神2400m戦(兵庫特別、江差特別、オリオンS、神戸新聞杯など)の価値が高いことや、この時期のここに出てくる馬の状況全般として、格より勢いの部分がある一定求められるという性質によるところだろう。

 

非常にタフな今開催の馬場状態

故に、頭数ソコソコ、先行馬揃わずで、昨年よりもロングスパート戦にはなりづらいかもしれない状況でも、上がり35秒台後半以上は掛かってくるか。

昨年とは様相は若干異なるが、その馬場的要因から昨年同様に①35秒台以上かかったレースでの好走歴と、②当レースよりも長めの距離実績も引き続き有効か。

 

4歳馬有利傾向もあるが、「過去に古馬との好走歴あり、かつ前走連対馬」の好走が多く、今年は4歳馬3頭の中にはこの条件を満たしている馬が不在なので、5~6歳馬にも大いに注目しておきたいところ。

また、昨年菊花賞から同傾向に当てはまらず1番人気グローリーヴェイズが勝利を勝ち取ったが、同馬は天下のノーザンFがこのレースに白羽の矢をたてての参戦だった中でのもので……。

今年とは若干風向きが異なる部分か。

 

あとは、昨年気づいたことだが、ステイゴールド産駒がこの1~2月期特注の条件で、牡馬は過去10年(5-2-6-19)単回260超複回100超の好成績。

昨年は不発に終わったアフリカンゴールドあたりは、かなりマッチしてくる可能性がある。

 

 

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日経新春杯 2020 予想印は!?ホネ的注目馬!各馬評価まとめ

 

 

◎タイセイトレイル

この馬は若干このコース適性、レース適性よりもラップ的には平坦戦実績寄りで、昨年を除く近年の日経新春杯ラップだとちょっと危なっかしい存在。

ちなみに、近走でこの馬が最低指数となっているのが、その京都2400mよろしくなラップ構成の同舞台の烏丸S(19年4月/3着)でのもの。

後でも触れるが、そのあたりは当時のそのレースで2着だったアフリカンゴールド(過去全て瞬発戦連対)とは適性が異なるタイプ。

ただ、ここは川田騎手を確保できたのが非常に大きい。

同騎手のこのコースの適性、馬自体の適性、そして何より、鞍上強化によるこの馬の上昇幅の大きさが一番だろう。

唯一の懸念は、あれだけ使い続けてパフォーマンスを上げてきていた馬だけに、ここで間隔が空いた点。

ただ、考えようによっては、あの重馬場のジャパンCを「これでシーズン何戦目よ」という状況で使ってもなお、そこから2か月足らず短期放牧のみでこのレースに出てくるあたり、変に間延びしていないことややる気を感じさせるローテーションで、多少の罠っぽさは感じつつも陣営の判断も買って狙う。

 

 

◯プリンスオブペスカ

その点、こちらは鞍上以外はほぼ適性面での心配皆無の存在。

さすがに、京都の長丁場で、藤井騎手を川田騎手より上にとることは無いかなというその一点のみで対抗に止めたが、◎同様に先の①②実績や「前年に阪神2400mの1000万以上を好走」に当てはまっている点も、レース好走馬像としてはしっくりくる一頭

 

 

▲アフリカンゴールド

調教もメンバー中では最上位で、レース傾向面からは特に不安のない今回だが、◎のところでも触れたこれまで瞬発戦でしか実績がないタイプというのが厄介。

抜けた1番人気とかではないことと、このレース自体が「レース傾向攻略が有用」という位置づけなので、▲評価まで与えたが、とりあえずラップ見地的には非常に“恐る恐る......”が正直なところ。

このメンバーなりに、(悪い予感の通りというべきか)瞬発戦決着に収まるなら良いのだろうが......。

 

 

☆レッドジェニアル / △マスターコード / △サトノガーネット

☆レッドジェニアルは、買いたい馬や挙げたい穴馬はいくらでも他にいるのだが、適性もあって、今のユタカさんを思うと、この舞台でこれ以上評価は下げられない印象で。

ちなみに、そこのところは◎と状況がよく似ていて、「どんだけ鞍上強化すんのよ」な今回なのだが、こちらのほうが「(あの)酒井騎手からユタカさんだよ」と目立っている印象で、このレースでの鞍上強化トピックにおいてはこっちが“王道”、◎が“裏街道”(まあ、◎は人によっては「2戦挟んでいる」と見てとれるからってのもあるだろうが)か(ならば、ホネは迷うことなく“裏街道”へ)。

そう思うと、ここも先週の“ルーツドール事件”(日経新春杯においてはもちろん騎手、Mr.ザ「これから原因究明を」川田という部分の下げ基調)を少しはらんでいる部分か。

 

あと、他で穴で特注に△マスターコード△サトノガーネットとして、順当には収まらずとも意外と“一角崩し”探しまでが限界、妙味は“1~2番人気ともに飛んだ場合のその他上位人気同士決着”を模索するかどうか、みたいなイメージで。

 

 

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