競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【新潟2歳ステークス 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 超のつく斬れ者不在の一戦?

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――まあ、ほとんどの馬がそうですが、前走上がり1位ではなかったり、稍重だったりと人気馬のキレに一抹の不安も。

目次

新潟2歳ステークス 2020 含む、8/30(日) 新潟競馬の追い切り注目馬はこちら 

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キーンランドカップ 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察

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新潟2歳ステークス 2020 レース概要

 

 

新潟2歳ステークス G3

2020年8月30日 3回新潟6日目

発走時間:15:45

新潟 芝1600m

サラ系2歳 オープン

2019年優勝馬:ウーマンズハート   牝2   1:35.0   藤岡康太

 

新潟2歳ステークス 2020 枠順

 

 

 

1 1 シュヴァリエローズ 牡2 デムーロ
2 2 ジュラメント 牝2 藤田
3 3 ロードマックス 牡2 岩田望
4 4 ファルヴォーレ 牡2 岩田康
5 5 フラーズダルム 牝2 福永
6 6 セイウンダイモス 牡2 内田
6 7 ハヴァス 牡2 丸山
7 8 タイガーリリー 牝2 三浦
7 9 ブルーシンフォニー 牡2 田辺
8 10 ブルーバード 牝2 柴田
8 11 ショックアクション 牡2 戸崎

 

新潟2歳S ラップ適性・追い切り 

 

コース的に9割超瞬発戦ラップ ※ 傾向。

※ラスト4Fの各区間加速内に、0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.5-11.2-11.5-12.2)が定義

例によって、こういうド瞬発レースゆえ、「好走時(連対時)のレースラップラスト3F最大加速順」で順位づけすると。

ジュラメント(1.3秒)ハヴァス(1.2秒)シュヴァリエローズ(1.1秒)ブルーバード(1.0秒)フラーズダルム(0.9秒)あたりが上位に。

 

追い切りからは、シュヴァリエローズを筆頭に、ショックアクションブルーシンフォニーを評価。

 

 

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新潟2歳S 2020 過去レース傾向

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

「前走芝1400~1600m戦で上がり最速」だった馬が近17年中14年で勝っているレース

該当馬➡➡➡ショックアクション、ファルヴォーレ、フラーズダルム、ブルーシンフォニー、ブルーバード、ロードマックス


特に、ラスト4→3F目,3→2F目区間などに1.0秒以上の急加速が入るような極度の瞬発戦レースを、後方から上がり最速で勝ち切っているような馬が強い

該当馬➡➡➡ブルーバード

 

一方、前走上がり2位以下というだけで、基本的にこのレースの適性に合わない

該当馬➡➡➡シュヴァリエローズ、ジュラメント、タイガーリリー、ハヴァス

 

といった感じ。 

 

 

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新潟2歳ステークス レース傾向分析&考察

 

 

1つ目の傾向の通り、とにかく「上がり最速」がキーワードの重賞で、勝ち切るには瞬発力が不可欠といっていいくらいの結果となっている。

 

特に狙い目なのは、12.4 - 11.1 - 10.7 - 10.9などのような1秒以上の区間加速を伴う超瞬発戦を、上がり最速で差し切っている馬で、このレースを戦う上で大きな武器となる印象。

18~19年は1番人気といえど該当するケイデンスコール、ウーマンズハートがV(ちなみに、上記具体例ラップの12.4 - 11.1・・・は、ウーマンズハートのデビュー戦V時のもの)。

該当馬のレース適性はやはり高いといえる。


ちなみに、「前走上がり2位以下」つまりは「前走上がり最速をマークできなかった」馬というだけで、過去10年(2-4-5-79)単回37複回48とひと括りポイっ、な状況となっていて、改めてその“格差”たるや半端ない重賞といえる。


あとは距離延長組で人気に推された組はかなりの好パフォーマンスで、距離延長×当日単勝4倍未満だと、近18年集計ベース(5-2-2-1)単回複回ともプラスとなっている。

今年は残念ながら該当馬は見当たらずだが、来年以降に覚えておいてもいいかもしれない。

 

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新潟2歳S 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

◎セイウンダイモス

本命には、正直勝ち切りまでは見込んでいないが◎セイウンダイモスを据える。

シンプルに、良で上り最速マークの前走を評価。

なんといっても、今年は少頭数だし、①渋った馬場での上り最速実績を評価するか、②前走上り2位以下を“繰り上げ”評価するしかないメンバー構成。

瞬発戦ラップでの実績を買うと、①②どちらかに該当してしまうしかも人気馬に頼ることになるが、それくらいならということで穴を。

◎とファルヴォーレの「良×上り最速Vあり」の2頭から、マイルでキレ負けをしたことのない、やってみなければ分からないほうのセイウンダイモスをとった。

 

 

 

◯シュヴァリエローズ / ハヴァス / ブルーバード

他は、もう人気どころが2頭、ヘタしたら3頭絡むレースになりかねないこともあって、特に挙げる必要もないかなというところ。

強いて言うなら、良での全体時計と上り3F数値の価値から◯シュヴァリエローズか。

この中間の上昇度もかなりなはず。


ハヴァスは、初戦で見せたように粗削りな部分があるので、それだけに「2戦目で良くなっていました」パターンなら一気の伸びしろとともに戴冠まであっていいし、その逆(再度の若さ覗かせパターン)もあり得る存在。

まずは、パドックを見届けてからという印象。

初戦の12.6 - 11.4区間で馬なりで単独先頭に躍り出たキレは十分通用して良いと思うが。


ブルーバードは、正直良馬場初で仮にOP勝ちが評価されて1番人気でということであれば、来たらごめんなさいにしたいリーチザクラウン産駒。

ただ、そもそもそこまで人気することもなさそうで。

普通に考えての「少頭数だし前受けでの瞬発戦決着」が崩れての逆決着(波乱決着)ならこの馬の出番という感じもするが......。

 

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