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――上がハッキリしている故、昨年と違って軽ハンデのちょい不足感キャラ狙いに戻して組み立てられる今年になるか。
目次
- マーメイドS 2023 レース概要
- マーメイドS 2023 枠順
- マーメイドS 2023 ラップ適性・追い切り
- マーメイドS 2023 過去レース傾向
- マーメイドS 2023 レース傾向分析&考察
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- マーメイドS 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネTwitter
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マーメイドS 2023 レース概要
マーメイドステークス G3
2023年6月18日 3回阪神6日目
発走時間:15:35
阪神競馬場 芝2000m
サラ系3歳以上 オープン
2022年優勝馬：ウインマイティー 牝5 1:58.3 和田竜二
マーメイドS 2023 枠順
マーメイドS 2023 ラップ適性・追い切り
阪神芝2000mは瞬発戦4割で、残りの大半が平坦戦 ※ という、ちょうど同日行われる東京ダ1600mと配分的には同じようなラップ適性の条件。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース（例:11.8-11.4-11.6-11.9）が定義
ホウオウエミーズ、サンカルパ、ビジン、ヒヅルジョウ、ハギノメーテルらが適性上位。
追い切りからは、ウインマイティー、ストーリア、ホウオウエミーズに、サンカルパを追加した上位4頭とする。（6/18 10:25追記）
マーメイドS 2023 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※なんといっても「父SS系軽量（54キロ以下）」を買っておくべきレース
該当馬➡➡➡シャーレイポピー、シンシアウィッシュ、ハギノメーテル、ビジン
※人気馬（単勝10倍未満）では、「前走牡馬混合戦出走馬で、ここまで重賞常連組という使われ方をしてきていない馬」は、近17回（4-4-0-12）と波乱含みのレースを鑑みるとそこそこな印象
該当馬➡➡➡今年該当可能性は、ゴールドエクリプスくらいか
※コースなりに平坦戦型を狙え、が通用するかは怪しいレース
該当馬➡➡➡ストーリア、シンシアウィッシュ、タガノフィナーレ、シャーレイポピーといったあたりは瞬発型実績を積んできているここまで
といった感じ。
マーメイドS 2023 レース傾向分析&考察
通常、ハンデ重賞は「重斤量馬を買っておけばいい」という傾向があり、牝馬に限ると特にその傾向が強いのだが、このマーメイドSはかなり異質で、51.5～53キロ勢が突出していると言っていい情勢（率のみならず、回収値まで）。
斤量改定初年度につき、今年から「54キロ以下」に読み替えてみていくが、軽量有利なレースは事実だろう（詳細データは20年予想編記事参照） 。
最初に挙げたデータに、2つ目の「重賞常連組」でない人気馬（で、しかも牡馬にぶつけるくらい期待されている馬）が好調というデータを照らし合わせて眺めると、斤量をあまり課されないという点ではこの2つの項目に共通項が見えてくる。
即ち、最大のポイントとみる
“ハンデキャッパーが「さすがに今のこの実績ではこれ以上のハンデは背負わせられない」と判断した馬を狙うべきレース”
という点である。
また、もう一つ“異端”なのがコースのラップ性質と好走馬のギャップ面。
冒頭に書いた通り、持続力を求められるこのコースらしい流れで行われる年が多く、瞬発戦にはなりにくいレース。このあたりは、阪神芝2000mらしいところ。
なのだが、22年ウインマイティー・マリアエレーナ、21年クラヴェル・シャドウディーヴァ、19年レッドランディーニ、18年アンドリエッテ・ワンブレスアウェイ、17年マキシマムドパリ・クインズミラーグロ……という具合に年によって多少終いのラップに違いはあれど、瞬発戦（寄り）タイプがほとんど上位を賑わせているという不可解なギャップも生じているレース。
近年結果も踏まえ、もうラップ適性を凌駕してしまうレース質と割り切ることにしているが、長年悩まされ続けていた部分ではある。
父SS系軽量馬には一目置きつつ、斤量恩恵が働きやすい脚力重視戦、がこのマーメイドSの最新の見立てということとする。
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マーメイドS 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
昨年は、印象としてこのレースの「軽ハンデのちょい不足感狙い」が度を越しているところがあり、だからこそ◯ウインマイティーあたりに目を向けるに至った一戦。
たぶん、前年結果から今年は軽ハンデ狙いに戻して検討できるとみるが、いずれにしても「オッズに振り回されてもいいレース」としてみていくつもり。
ヒヅルジョウ / シャーレイポピー / ウインマイティー 他
今週は梅雨の中休みの様相。とりあえず、馬場が好状態に戻ると見れば今の阪神で大きな枠番だけは避けたいところで、ザックリ内枠＋外枠からは余程のスピードでもって1列目を取れるくらいの馬を狙いに。
ただし、前年と異なり開幕週ではなくなっているので、微妙な当日出し入れは必要になる可能性がある、そんなイメージ。
ウインマイティーが抜けているのは事実だが、元来叩き良化タイプが今年は4ヶ月ぶりで出てくるので隙はある。
他、ストーリアも瞬発戦特化型（レースの好走馬像のことはあれど、この馬は平坦戦好走すらないので流石に…）、ビッグリボンは高速馬場想定では信頼までは……とくれば、その下は割と何でもありになってくるメンバー。
「その下」から、◎ヒヅルジョウを穴で指名する。
本当はこのゾーンの優劣は難しいので、冒頭の「ザックリ内枠+余程のスピードでもって1列目を取れるくらいの馬」で見ていきたいところだが、枠発表前なので枠に関係なく1列目想定のところを現段階の狙いに。
未勝利卒業にかけての内容を評価している馬で、瞬発力では劣るが逆にこの舞台での持続力勝負になればの期待を込めて。もっとも、高速馬場を苦にしてしまう可能性はあるが。
あとは、内枠入りで評価を高めたいシャーレイポピーとシンシアウィッシュの2頭に注目したい。
いずれも、高速馬場を通り越して準超速までいっても耐えられるキャラで、あとは外を引いたり速いのに囲まれたりで後手に回らなければというところ。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
8Rが少頭数でアテにならないゆえ、内回りの芝はおそらく3分どころより内での攻防になるとみる。
察しの通り、枠発表の際にこれだけ内に固まってくれたら...という展開を迎えた今年のマーメイドS。特に大幅差し変調でもないので、もうボックスしかないところ。
中でも、◎にはシンシアウィッシュを。並び＆隊列想定から、前を見ながらの絶好位からの勝ち切りに期待したい。以下、◯シャーレイポピー、▲ヒヅルジョウの順に。
あとは、こういう時は意地悪大外豪脚突き抜けを警戒して☆ストーリアとしておく。（6/18 14:10追記）
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