――改めて見返してみると、◎の前走(というか川田騎手)は、珍しく結構やらかしてたな~、という。
馬にとっては、あれで競馬がイヤになってさえいなければ、強くなるキッカケにもつながると思いますが。
毎日杯2019 過去のレース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※基本人気馬以外は逃げ・先行、イン突きがほとんど。内枠を引いた馬、もしくは4角2列目以内を確保できそうな馬が狙いのレース。
該当馬➡➡➡ランスオブプラーナ、オールイズウェル、ダノンテイオー、ウーリリ、ルモンド、キングオブコージあたりがその要員か
※ただし、さすがにそこは阪神1800m。
瞬発戦特化コースであり、このレースの過去10年を見てもほとんどがラスト4F目→3F目のところで急加速が入る展開となっている。
その意味で、例年のペースなら上記に当てはまっていても、あまりにも上がりに不安のある馬は狙い辛い。
また例年、本番の中山2000mとは適性・求められるキレが異なるレースとなる。
該当馬➡➡➡これまで使った上がりを見るに、アントリューズ、ケイデンスコール、セントウル、ヴァンドギャルドあたりが瞬発力上位か
※前走3番人気以下だった馬は、当日7番人気以下で、近16年、15年、勝ち馬ミュゼエイリアンの好走1頭のみ、と基本穴不向き
該当馬➡➡➡オールイズヴェル、ケイデンスコール、コパノマーティン、セントウル、ダノンテイオー、マイネルフラップ、ルモンド
といった感じ。
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考察&まとめ
昨年は単勝52.9倍(8番人気)の、◎ノストラダムスのクビ差4着に泣いた毎日杯。
その去年もそうだが、先にもあげた通り基本は内・好位伸び勢の人気の差し馬が外から1頭差し込んでくるような展開。
今年のメンバーを見ると、きさらぎ賞で1番人気を裏切ったヴァンドギャルド、
逃げて3着のランスオブプラーナらが登場。
そのランスオブプラーナの絶妙な逃げで運んだきさらぎ賞。
極端に落とし過ぎず、それでいて2番手ダノンチェイサー以下は離れた位置で運び、
逃げた同馬が3着に残った。
レースレベル的には、少頭数ということもあり、離して勝ったダノンチェイサー含め微妙なところ。
ただの雨降りの良ではないことから、底力(タフさ)が求められた印象で、
凡走組は本番含め軽い馬場なら挽回も。
ヴァンドギャルドはレース中につまずいていて、他も含め人気馬がパフォーマンスを発揮していないレース。
やはり、ここでの着順が本番に直結するとは思えない、という印象が残るレースだった。
予想印は!?ホネ的注目馬!
ここは、レース質を考えても、安定感という意味では◯ランスオブプラーナが一歩リードの印象。
調教も動いているようだし、1枠1番も引いた。ここも積極策から後続を封じるか。
ただ、12月のデビューから休みなく使われてきてのここが6戦目。
12月に2戦、今月も2戦目であり、指数パフォーマンスも前走で下げている状況。
きさらぎ賞から、少頭数の500万下なので、決着指数の下降は仕方なしともとれるが、使い方も加味して考えると若干気がかりな点。
ここ2週連続でメインが稍重で行われていて、当日もメイン前後に降雨予報が出ていて、多少荒れ加減の馬場で迎えることになりそうな点は、かえってこの馬には良いとは思うが......。
◎はアントリューズに期待。
前走シンザン記念は人気を裏切る格好となってしまったが、緩い馬場に脚を取られたり、3着馬に向こう正面でぶつけられたり、直線でも何度か前が塞がり追い出しを待たされたりと、不完全燃焼の一戦。
そんな状況下でも、直線での手応えは十分に映ったし、改めて見直してもスムーズなら......と思わせる内容だった。
この馬の挽回に期待。
キレは十分このレースで足りるだけのものがあると思うし、中間もなかなか。
こちらは、出来れば降雨なしがベターか。
以下、▲ルモンド、☆ヴァンドギャルドにも期待。
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