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――ポイントにしたいのは、休み明けの牡馬と2番手グループが超拮抗メンツであること。
目次
- 北九州記念 2022 レース概要
- 北九州記念 2022 枠順
- 北九州記念 2022 ラップ適性・追い切り
- 北九州記念 2022 過去レース傾向
- 北九州記念 2022 レース傾向分析&考察
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- 北九州記念 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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北九州記念 2022 レース概要
北九州記念 G3
2022年8月21日 4回小倉4日目
発走時間:15:25(予定)
小倉競馬場 芝1200m
サラ系3歳以上 オープン
2021年優勝馬:ヨカヨカ 牝3 1:08.2 幸英明
北九州記念 2022 枠順
北九州記念 2022 ラップ適性・追い切り
レース傾向的にも、コース同様に消耗戦 ※ 7割超と、このレースならではのゴリゴリの消耗戦ラップの様相。
※ラスト4Fの各区間内に、加速が生じないレース(例:11.5-11.6-11.8-12.2)が定義
テイエムスパーダ、ナムラクレア、シンシティ、ボンボヤージ、カフジテトラゴンと適性上位。
追い切りからの最終ピックアップについては、ナムラクレア、タイセイビジョン、アネゴハダの3頭。(8/21 6:35追記)
北九州記念 2022 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※「前半」が重要で、全1200m重賞の中でも特に前傾ラップへの対応力が求められる重賞
該当馬➡➡➡テイエムスパーダ、タイセイビジョン、カフジテトラゴン、ナムラクレア、クリノアリエル、ファストフォースあたりが、前半32秒台の流れでの実績としてクリア判定
※中9週以上の間隔が空いた馬は大きく割引(とりわけ牡馬)
該当馬➡➡➡カレンロマチェンコ、カワキタアジン(牝)、キャプテンドレイク、ザイツィンガー、ジャンダルム、スワーヴシャルル、ナムラクレア(牝)、ビオグラフィー(牝)、フレッチア
※比較的前々決着の年は、前走アイビスSDなどの直千競馬で末脚を見せていた(出走馬中上位半数以内くらい)馬が1頭は絡む傾向あり
該当馬➡➡➡シンシティ、レジェーロ
といった感じ。
北九州記念 2022 レース傾向分析&考察
コースの傾向以上にハイペースからの消耗戦になりやすいレース。
近年の1200m重賞としては珍しいくらい、スロー症候群にはなりにくい、行くだけ行って粘れるか、差されるか、ゴール前一変のスリリングな展開も楽しむことが出来る、“古風”なスプリントG3。
前半3Fの平均は32.7秒(過去10年)。
そのレース質から、全1200m重賞の中でも特に前傾ラップへの対応力が求められる重賞で、一例として18年勝ち馬アレスバローズが前走CBC賞(前半32.7秒のここに通ずる流れ)を差し切っていたあたりがその典型例。
ちなみに、当時その勝ち馬アレスバローズは平坦戦実績中心の馬で、「消耗戦実績豊富でここドンピシャ」というよりは、「前走CBC賞こそ評価できるが平坦馬かも」というような戦績だった馬。
過去10年の勝ち馬をみても「消耗戦実績はあるが、(あくまで出走時点では)平坦戦タイプ」という馬が多く(出走時点で、ハッキリと消耗戦タイプだったのはダイアナヘイロー、サンダルフォンの2頭くらいか)、たまたまかもしれないがこの「“隠れ消耗戦タイプ”を探せ」というのも、ハイペース実績に次いで勝ち馬探しの重要なヒントだと考えている。
なお、前が楽になった年では、前走新潟1000m戦で末脚を見せていた(出走馬中上位半数以内くらい)組から馬券になり易くなっている。
そもそも前走アイビスSD組は率は別として複回ベースで非常に優秀で、1F延長での消耗戦条件替わりが一発を生み出しやすい構図は要注目の部分でもある。
もっとも、近年はあまり見られない超ハイ(平均的な現代馬場であれば、32秒を切ってくるくらいのハイペースにまでなった場合)での前決壊決着なら、これら馬たちは苦しくなる印象なのだが。
中9週以上ローテは、かなりの不振となっていて、近16年集計ベースで48頭中のべ5頭のみ好走となっている。
ちなみに、好走した5頭は全て牝馬で、牡馬で使われていない馬はバッサリいって良いレース。
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北九州記念 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎テイエムスパーダ / ナムラクレア / タイセイビジョン 他
まず、ナムラクレア、テイエムスパーダの2頭は引き続き軽量ということもあって、当然注目の対決。
枠にもよるが、今回は、当然斤量差、そしてレース的に間隔が空いて良い傾向が見られないことなどから、◎テイエムスパーダの連勝に期待したいシーン。
そのくらい、(斤量のことを抜きにしても)今後のスプリント界の女王候補ナムラクレアに対して、テイエムスパーダがここ数戦で示しているパフォーマンスは匹敵するところまで来ている印象。
鞍上不安説? まあ、たしかに無くはないが、前に行く形で定まっている馬でのレースなのであまり気にしていない。
これで、ナムラクレアにこの鞍上というのなら不安先行見立てで良いと思うが。
これら2頭が渋っても問題ないことから、若干怪しい週末の天気を鑑みても人気で決まる可能性は高いとみている一戦。
ここにさらに、タイセイビジョンまで加わってきてしまうとまさかの1~3番人気決着ということになるが、少なくとも大負けをしないためにはその3複は買わないとと思っている。
タイセイビジョンにとっては、少し雨で馬場を荒れ加減にしてもらえれば、ここで久々の重賞勝利という可能性も残されている。
ただ、当然馬券的な狙いはそこではなく、紛れた場合の大魚。
現状の候補は☆メイショウチタン、ディヴィナシオンの2頭で、特に前走内容とそれ以前に示している脚力からこの斤量であれば4着以上に来てもらわないと困るくらいに思っている☆には期待している。
シンシティ、ファストフォースといったところは、これらよりも若干人気するとみているので一枚割り引いて考えているが、3着内候補の一角には変わりない。
あと、可能性は低いと思うが、少し馬場が荒れだしたときにはモントライゼもマークしておきたい。
何より小倉千二でコース取りがハマりだして乗ってきた際には、鞍上(幸騎手想定)が怖い。
あと、「“隠れ消耗戦タイプ”を探せ」の筆頭格ならアネゴハダなのだが、さすがに前走(消耗戦)完敗直後で千四キャラとなると頭までは考えづらく。
多頭数が見込まれ、上位大コケなら一転大混戦にもなり得る一戦なので、仮印として上記◎☆にとどめ、続きはまた当日あたりにでも!
↓↓↓以下、当日午前追記内容。
小倉は昨夜相当降ったようで、Bコース替わりで内から3〜4頭分外が伸びる、通年平均比-1.5秒/1000mだった土曜馬場にどう影響を与えるか。
7Rなどを見てみないとなんとも言えないが、とりあえずタイセイビジョンあたりがどんどん売れていって仕方ない馬場になっていると想定中。
(馬場が馬場なら)ちょっと外過ぎるよな~、と思ったあの馬も、現時点ではかなり「もっている」とせざるを得ない。(8/21 9:45追記)
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
まず、時計的な回復が速い印象で、通年平均比-1.0秒/1000m近辺で行われることになりそう。あとは、完全外伸びで行われるのかと思っていたが、その時計的な早期回復にもある通り、ベースが結構良好なためか案外顕著な状況には至っていない様子。
その辺りを突くつもりで、◎テイエムスパーダ、◯タイセイビジョンの2頭でいく予定。
基本は、馬群を伸びてくる組の競馬(大外はラストで止まる)で、その中を馬場不問◎がまだまだ高速馬場の範疇のここも、前々から封じるとの見立て。(8/21 13:45追記)