競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【天皇賞(秋) 2025 レース回顧・結果】通り越して、まさかのスローの前崩れ戦にまで突入

 

――離れた2番手がこの前半でも驚きなのに、一団のハナで62秒0はさすがにやり過ぎ(この場合、やらな過ぎ、が正しいか)。

 

 

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目次

 

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天皇賞(秋)2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 マスカレードボール 1:58.6 32.3
2 ミュージアムマイル 1:58.7 32.3
3 ジャスティンパレス 1:58.8 32.6
4 シランケド 1:58.8 31.7
5 アーバンシック 1:58.8 32.2

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 天皇賞(秋)2025

 

11/2 天皇賞(秋) ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

当日芝は、通年平均比-1.0秒/1000m 程度の中速状態で、内が有利なバイアスで行われた(当日朝クッション値9.3/含水率G前12.1%4角13.0%)

 

前半1000mを1分02秒0のまさかのどスロー&引きつけ逃げでメイショウタバルがけん引、その結果後半4F11.5 - 10.9 - 10.9 - 11.1の瞬発戦となった

 

後半5Fも56.6秒(上記4Fは44.4秒!)と異例の高速ラップとなったが、それで近年で最遅の勝ちタイム1分58秒6だったように、あまりにも異質度合いが高すぎる一戦となった

 

ザックリ、これぞ「スローの前崩れ」戦であり、レベル云々ではない中で決着した

 

 

 

天皇賞(秋)2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

アーバンシック

予想➡➡➡

結果➡➡➡5着

「相変わらず、評価を下げさせてくれないこの馬」というのが、まず第一。

最後方からは覚悟していたが、それでもこの日の馬場なら「未勝利か!」と突っ込みを入れたくなるような前半、さらに後半も誰も押し上げていかず瞬発戦ラップという中でこの馬としてはよくやっていた。

ここの6走前のダービーで、メイショウタバル(=ザ石で取消)の作る流れでジャスティンミラノとの1点勝負をと考えていた馬だけに、個人的には“今一度”の思いも込めた場面だったが、残念。

もっとも、この全体ではさすがにレベル的に凡戦となってしまうため、内枠もあって「直線だけ」頑張れた結果、スローの前崩れ勢をかわして掲示板にこれただけ、という内容でもあるのだが。

この馬の百日草特別Vが、前後半60.8秒-58.6秒の自身上り33.2秒だったことあたりをみても、このレースが度を越えた後半比重の高い一戦だったことがよく分かるわけで。

 

 

△マスカレードボール / ミュージアムマイル / ☆ジャスティンパレス 他

勝った△マスカレードボールは、位置取りこそちょっと危ういものとなったが、それ以外はほぼ何から何までスムーズな競馬での戴冠。

おそらく、終始満足に運べたというのはほとんどキャリア初だったのではないだろうか。

天皇賞(秋)としては低調決着Vなので、ここからが真価を問われる戦いだろうが、それでも成長さえ止まらなければ現役最強クラスまで十分あり得る。

 

2着ミュージアムマイルは、位置取りもそうだが、3~4コーナーでルメール騎手(マスカレードボール)の手が動くより後でC.デムーロ騎手が追い出したあたりに意表を突かれた。

てっきり長く速く脚を使い続けるのは難しいとみて、速めにスパートを仕掛けてくるかと思っていたが、逆だった。

ゴール前と入線後の勢いを比較しても、おそらく後ろから行ってはどう頑張っても逆転はなかったと思うが、その意味で2着に残したというのは結構なファインプレーだったのではないだろうか。

もっとも、それで記録した走破水準が並みのG3程度であることから、極端な話後続に差をつけて4角を出たりしてしまっていたら、全然上のパフォーマンスが出せたかもしれないが(その場合、ここより着順が上かはまた別問題で、自身のハイレベル走がほかの爆発的パフォーマンスを生み3着以下となっていた可能性も出てくる)。

 

人気どころでは唯一期待した(……といっても、最終的には単勝20倍台だったが)☆ジャスティンパレス(3着)は、2000m戦でそう速くはならないとみていたため、スタートが全てを決めると見ていた中でそこをクリア。

その時点で、「これはあるな」と思いつつ、「◎こっちだったか」とも思わされた内容。

直線では、内枠だった分でやや待たされた場面もあったが、斤量利があって瞬発力では上をいく3歳馬が相手では、どのみち逆転までは厳しかっただろう。

あとは、例によって凡戦に救われての浮上という判定となる。

 

◯ホウオウビスケッツ(13着)と▲エコロヴァルツ(11着)は、折り合いや瞬発力勝負×上りスピードの速さへの弱点が露呈してしまった。

総じて、戦える範疇の一戦ではなかった、ということになる。その意味では、こちらも◎同様に評価は下がらない。

 

あとは、スローの前崩れ戦に崩された側(上記2頭やメイショウタバルらが典型例)も、反対に恩恵を受けた側(シランケド等)も、正直パフォーマンス水準がG1としては低すぎてなんとも言えない中で、ブレイディヴェーグだけは明確に直線(少なくとも)2度のブレーキがあったので注目ホースとして触れておきたい。

やはり、瞬発力というよりは長く速く走ることに長けている印象でまだまだG1級も見込めて良さそう。