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――というか、Mr.福永祐一の割り切りですけどね。
目次
レース回顧 セントウルS 2021
レース回顧 京成杯オータムハンデキャップ 2021
紫苑S 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 紫苑S 2021
レース全体のふり返り
紫苑S 2021 各馬ふり返り 予想と結果
メイサウザンアワー
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡6着
休み明けの部分もあったかもしれないが、最後は周りの上りスピードについて行けずという感じでの敗退。
不利なく完敗したのはこれがキャリア初めてで、再度2000m以上で持久戦を完敗するようなら、距離だろう(瞬発戦の二千なら保つのかもしれないが)。
プレミアエンブレム
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡11着
思ったほど前に行けず終戦という感じ。
クリーンスイープを筆頭に、思いの外出していった組を前に、最初のコーナーを9番手になってしまってはこの馬は苦しい。
最後は、ジリジリ伸びてはきたものの、中山の良馬場で前回自身がマークしたのと同タイムの上り34.8秒で馬群に沈んだ。
ファインルージュ
予想➡➡➡抜
結果➡➡➡1着
ほぼ2年前並みのスピード馬場で、時計的にも指数的にも、その19年勝ち馬パッシングスルーと同等という水準。
これで1馬身3/4差つけられた2着以下は、例年より低レベルだった印象。
「正攻法の競馬をして、それで距離が持たないようであれば路線変更すべき」と割り切ってこられては完敗で、この馬に関してその部分のイマジネーションが予想として足りなかった。
ここまでの高い位置で乗ってくると思えず、前の組◯▲らを上位に狙ったが。
決して特筆するほどのハイレベル内容ではないものの、右回り&急坂コースでの競馬だけをみれば、ここまで刻んできたパフォーマンスは、十分秋華賞馬資格を有している馬のそれとせざるを得ない。
ホウオウイクセル / スルーセブンシーズ / ミスフィガロ / クリーンスイープ / エクランドール 他
あとは、2列目以内想定から漏れて当日評価を下げたホウオウイクセル(13着)。
大出遅れをやらかし、競馬になっていないので当然度外視の一戦。
それでも、大幅馬体増に好感で、上り最速で調教をこなしたと思えば、次に向けてそうそう悲観することもない。ゲートには要注意だが。
2着スルーセブンシーズは、血統的に(パッシングスルーの半妹にあたるドリームジャーニー産駒)は、むしろ納得の好走だが。
位置取りが示すように、「(終わってみれば)距離が足りなかった」という懸念が鞍上的にもあり、せめて積極派ならなぁと思いながら狙うのをやめた今回。
結果的に2着したわけだが、これはもう、4着シャーレイポピー以下が必要以上にパフォーマンスが下がっていることを表したものだろう。
よく言えば、ノーチャンス競馬のオークス(0.7秒負け)も含め、底を見せていないのだが。
引き続き、距離不足(スピード不足)で前を捕まえられない戦いになっていくか。
3着ミスフィガロも、この日の馬場で差してきていても評価微妙。
むしろ、この馬に関しては、上り3F数値以上に映る派手なゴール前急追の印象に、この血統で、この厩舎。
少なくとも期待値観点では、2着スルーセブンシーズ以上に、完全に「前が勝手に下がってきて、紫苑S好走できた馬」とみておいて正解の次だろう。
これで、もうあと1馬身(0.2秒)ほど詰め寄ってこれていたら、本番も侮れないところなのだが。
あとは、調教から「マイラー色濃すぎるだろう」の印象のままに前に行って垂れたクリーンスイープ(18着)が、「ハッキリ」「クッキリ」といった様子。
あからさますぎて距離短縮で売れるので、次走注目にはしないが、マイル戦線(というか瞬発戦でこそという意味では府中牝馬S(府中千八))で楽しみ。
そして今日は、距離もそうだが、前で積極的に運んだうえにキャリア初の締まった持久戦ラップ決着でもあった。
エクランドール(17着)は、心配していた「高速馬場で忙しかった」というレベルではない大敗とだけ、今日の時点では記しておく。
ここまでの負け方だと、立て直しと気性面対策が必須という印象。
そして、見立て通り、スタミナの心配はないものの、後ろからになりそうなこととそれを助長しそうなこの鞍上が問題、という部分がそのまま表れた良い負け方をしたなと思うパープルレディーが次走注目馬。
馬体面のこともあるので、次すぐにということでもないかもしれないが、「忘れた頃に・・・」とならぬようここでメモっておく。 ☆次走注目馬☆