競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【新潟2歳ステークス 2022 レース回顧・結果】決着時計も含めてご褒美的勝利

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――余談ですが、週半ばには「ミナミウイングっていたっけな」と調べたりもした今回でした(第一ターミナル北ウイング、南ウイング…的な)。

 

新潟2歳S 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 キタウイング 1:35.9 33.0
 2 ウインオーディン 1:36.0  33.2
 3 シーウィザード 1:36.0 33.4
 4 バグラダス 1:36.2 34.0
 5 アイスグリーン 1:36.4 33.9

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 新潟2歳S 2022

 
8/28 新潟2歳S ◎的中
 
 
レース全体のふり返り
 
当日馬場は、稍重スタートから良替わりしての、通年平均比±0かちょい速め程度の中~外差しの状態
 
前半1分2秒2はさすがに超低速で、上り33.7秒も前半を思うと不足感が残るもの

1分35秒9のマイルとなって以降のこのレース“最遅レコード”を更新

 

 

 

新潟2歳S 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

まずは、今週の両重賞で最大注目どころといってもいい存在だったキタウイングが、パドックでも落ち着いて周回してくれていたことにガッツポーズだった一戦。

 

 

キタウイング

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

出遅れたが、挽回しての完勝。

ただ、レース全体像にもある通りレベルは低い。

そして、正直なぜあれほど7枠2頭が外に持ち出したのか、ちょっと意味の分からないロスも相まって重賞ウィナーの座に輝いた格好。

あくまで「中ほど~外伸び馬場」だったはずなので、この馬の通ったところで結構ベストに近かったと思っていて、そういったレースに行っての運もあった。

そして、当然前夜のみならず当日午前中まで雨が残って限りなく前週に近い馬場状態でレースを迎えられたことも大きい。

とりあえず、外回りマイルでは、長く速く良い脚を使えるので、あとは本当の重賞級と当たってもその優位性を発揮していけるか、ここから成長しているかに尽きるだろう。

今のところスピード馬場でなければという条件も付くわけで。

そんなこんなで、課題>>>将来性な今年の新潟2歳王者だが、とりあえず今日は最大の課題(連闘での馬体重と落ち着き加減)をクリアしたことによる「ご褒美」的Vといったところだろう。

 

 

ウインオーディン

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

この馬も◎同様に、このレース向きの内容で勝ち上がった先週を再現するように良く伸びたが。

まずは、この日の馬場ではやり過ぎレベルの大外(9分どころ)を通ってのロスが痛い敗戦内容だった。

来週の馬場とかなら、あれでちょうど絶好進路で差し切っていていいところだったかもしれないが。

正直、11頭立てではあそこまで大きく横に広がるとも思っていなかったのだが、こういう負けパターンがあったとはという感じ。

たしかに、(おそらく目標にして進めた)「2人気△シーウィザードが、やたらと外へ外へと来るもんだから……」というのはあったと思うが。

 

 

ロードディフィート

予想➡➡➡

結果➡➡➡7着

やっぱり、荒れ馬場で不発に終わった要素が大きいかなーという印象。

内枠で後方からになり、向こう正面で各馬が空けた内を通って挽回する策を取ったことも浪費という点で響いたはずで。

もっとも、この馬でもキャリア最速の33.9秒をマークしているので、さすがにマイルを通り越して千八のような後傾度の高い流れ自体でアウトだったかもだが。

 

 

 

3着△シーウィザードも、最下位▲チカポコも、そもそも馬場も、そして展開的にも好時計決着からは遠ざかっている中で、あのレースぶりならともにまあこんなものかなという感じ。

△シーウィザードは前走上り1位ですらなかったこと、▲チカポコは軽い1400mキャラが来るようなマイル戦にならなかったことなど、今回のレース質を思えば納得の敗戦。

また、決着がハイレベルではないので、適条件での今後の活躍を期待するうえではかえって良かったかもしれない。