競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【鳴尾記念 2025 レース回顧・結果】マグマ様、池添様

鳴尾記念 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 デビットバローズ 1:43.7 33.9
2 センツブラッド 1:44.0 34.1
3 マテンロウレオ 1:44.0 33.9
4 グランヴィノス 1:44.1 34.1
5 ニホンピロキーフ 1:44.1 33.9

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 鳴尾記念 2025

 

12/6 鳴尾記念 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、通年平均比-1.0秒/1000m あたりで、そう顕著なところのない開幕週なりに内が有利な状態といったところ(当日朝時点クッション値9.0/含水率G前13.6%4角12.5%)

 

前半1000mを57.1秒の、(馬場換算後で)古馬オープンマイル以上のハイペースで入り、11.9-11.5 -11.5-11.7と明らかに上りを要しての平坦戦決着

 

1分43秒7の決着水準は、この条件での顕著な前傾ラップ戦とはいえ悪くないG3標準レベル

 

 

 

鳴尾記念 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

オールナット

予想➡➡➡

結果➡➡➡10着

大幅増もあってか、序盤はついていくのにひと苦労し、外を回してこのペースを中団まで押し上げ、直線終盤に脚をなくして大敗。

3コーナーでは、折り合いも欠いていた様子だったし、ほとんど度外視戦。

 

 

マテンロウレオ / △デビットバローズ / センツブラッド / ▲グランヴィノス / ◯ナムラエイハブ

ほか、レース全体像として、まずマテンロウレオ(3着)が差しで、この阪神千八で好走してきているようにとにかく持久質が鮮明。同馬の長く脚の使えない特性もハッキリとしていて、ここがまずは最大のポイントだろう。

 

そのマテンロウレオについては、たしかにショウナンマグマの後ろで追えなかったが、「あれがなかったら突き抜けていた」と見るのは、その特性から非常に危険な内容。

なんの不利もなく伸びてきてラスト100mで後続にかわされていても全く驚けず、その意味でこの「不利があったのに好走」はただただ次に向けての期待値下げ要因にしかならないと思うところ。

「(前年までの鳴尾記念と)間違って登録してきちゃった?」と本気で思ったくらいの今回から、さすがに次はコーナー4つ戦に戻るだろうが、そこでも過剰人気馬として軽視せざるを得ないことだけ覚えておきたい。

 

勝った△デビットバローズは、まず寒くなって状態面が顕著に良くなっていたことが挙げられる。

この馬に限った話ではないが、とにかく上村厩舎の夏への弱さをつくづく考えさせられてしまったというのが第一(上級クラスの馬たちのイメージで、データを集計したわけでないが)。

番手以内以外だと、着差をつけることはおろか勝つことも難しい馬場状態だったと思われ、その意味でもこの持久力勝負振れも良かっただろう。

その意味で、やはりマテンロウレオが好走した阪神1800m戦の特殊性を表していた印象。

 

そして、2着センツブラッドもまたこの流れで救われたクチ。

ほとんど持久戦しか戦ったことがないくらいで、白百合Sすら平坦戦ラップとなっていた。

外回り千八の瞬発力勝負では明らかに上り不足の懸念がある中で、ここまでのペース&前傾度に仕上げてくれたショウナンマグマ(池添J)には“金一封もの”だろう。

加えて、坂井Jの最小ロス走が光っていた点も見過ごせず、この馬の評価は非常に難しいところ。

あえて言うなら、頭だけはどこに入っても毎回相当危険な馬に映るというところか。

 

4着に敗れた▲グランヴィノスは、おそらく前半も含めて1800mのハイラップでペース泣き敗戦。

圏外までは無いかと思っていたが、4コーナーでの手応えや、この日の位置取りとレースラップからは「ちょっと、ちょっと、マイルですか?」という馬の声が聞こえてきそうな感じに見えた。

 

また、単純に深追いし過ぎだった◯ナムラエイハブ(=予想編で「今年このレースが1800m戦に生まれ変わってハッピー」としたのがこの馬)は、左回りの1800mでこそでもある馬。

エプソムCを待つのみで、その点では当初狙いのダノンエアズロックとの2本立てに、来年なっていることを楽しみにしておきたい。