競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【武蔵野ステークス 2024 レース回顧・結果】平均点以下

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武蔵野S 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 エンペラーワケア 1:36.0 36.5
2 カズペトシーン 1:36.2 35.3
3 ペリエール 1:36.2 36.1
4 ペイシャエス 1:36.4 37.1
5 サンライズホーク 1:36.5 37.0

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 武蔵野S 2024

 

11/9 武蔵野S ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

通年平均比±0近辺で、内も外も満遍なく伸びるフラットな馬場状態で行われた

 

1頭ドルチェモアが離して逃げ、2番手メイショウテンスイも後続を離していたことを考えると、序盤から2頭以外はややスローの流れ

 

13.1 - 12.9 - 12.0 - 12.2となっての瞬発戦だが、(後半4F目はドルチェモアがバテたことによるものとしても)その次の12.9がかなり緩く、基本的に残り2Fで前にいた組のヨーイドン戦となった

 

凡戦であり、このレースの平均には到達しなかった一戦とみられる

 

 

 

武蔵野S 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ビヨンドザファザー

予想➡➡➡

結果➡➡➡9着

流れ向かずは明白として、さらにこの馬はこういう凡戦決着(序盤スローでも後半がハイレベルなどは良いとみている)も良くない。

そういう意味で、馬場だけは通常並みに時計が掛かっていて良かったが、それ以外は最悪だった。

上り2位で、少しは地力をアピールしていたと思うが。

 

 

エンペラーワケア / カズペトシーン

マイルを上手に走り切ったという点では収穫があった、勝ち馬エンペラーワケアは、慎重に扱わないといけない勝利内容。

額面は、自身としては下げた中で周りが低レベルで勝ち切れてしまったというものだろう。

あれだけ直線で窮屈な競馬を強いられてのものだけに、一概にマイルではG3でも弱いくらいとも言い切れないが、逆にあの“溜め”があったことで突き放しに繋がった可能性もある。

G1へは向かうらしいが、今回と異なり外々追走からスムーズに追い出したところ不発に、なんていうシーンには警戒しておきたい。

 

他では、バレバレかつそれでもリステッドレベルである点がどうかも、内容としては(他馬に比べれば)圧倒的評価となる2着カズペトシーンだけ記しておきたい。

このテの健闘は、次走期待値割れしかもたらさない印象だが、この武蔵野Sで昇級初戦で通用するというのはあまり見ないだけに悪くはないか。

これで、普通の水準の武蔵野Sで決まっていればなお良かったが、逆に言うと「指数的評価が上がらない」ことで昨今の対AI関連予想の観点でいえば、最大の懸念点である期待値割れを免れることにつながってくれるかもしれない。

まずは、リステッドでの勝利が現実的なラインだろうが、その先でもう少し上があってもいい。