競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京都2歳ステークス 2025 レース回顧・結果】決してハイレベルではない中で光ったラスト50m

京都2歳S 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ジャスティンビスタ 2:00.4 35.0
2 アスクエジンバラ 2:00.5 35.2
3 ゴーイントゥスカイ 2:00.6 35.2
4 ネッタイヤライ 2:00.8 36.0
5 カラペルソナ 2:00.9 35.8

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 京都2歳S 2025

 

11/29 京都2歳S ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、通年平均比-1.0秒/1000m までいかないくらいの、外優勢状態で行われた(当日朝時点クッション値10.9/含水率G前8.2%4角8.5%)

 

前半1000mを1分ちょうどで通過し、12.5 - 12.3 - 11.9 - 11.9 - 11.8 の平坦戦を刻んでの2分00秒4決着

 

この時期の2歳馬としては、馬場換算後でもまずまずタフな前半だったとは思うが、その分後半でレベルを上げきれず、至って普通の2歳G3という感じ

 

ただ、今の京都の芝は「かなり硬くて時計の出る最終週の荒れ馬場」という特殊状況ではあり、その巧拙については今後露呈して不思議ない

 

 

 

京都2歳ステークス 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ロックターミガン

予想➡➡➡

結果➡➡➡10着

1番人気だった芙蓉Sが不運な競馬で、実際のところ差がないという判定の当時の勝ち馬ウイナーズナインが人気していたことから本命視。

4番手あたりの追走で若干余力がなくなった部分も、内外分かれての攻防に持ち込まれた最後の直線で内を通る形だった部分もあっただろうが、鞍上も語っての通りこの馬こそ「馬場不向き」が顕著に表れた結果だろう。

「(路盤が硬くボコボコしていた馬場に)脚を取られました。跳びの大きな馬なのでフォームが崩れて、余計なエネルギーを使いました」とのことで、見るからに4角あたりでは上滑りというか、悪戦苦闘して前に動力が伝わっていない感じの走りになってしまっていた。

きれいな馬場でまた見直してみたい。

 

 

ジャスティンビスタ / アスクエジンバラ / ゴーイントゥスカイ / バルセシート / ▲ウイナーズナイン

勝ったジャスティンビスタは、終いまで目いっぱい追われてではなく、ササっていたためか真っ直ぐ走れないあたりを考慮され手控えられつつといった感じで加速ラップをマークしてのV。

展開(……というか、不甲斐ない前の組のパフォーマンス)に救われたところはあるし、そうレベルの高くない京都2歳Sウィナーが事実ではあるが、ラスト50mの突き放し方はちょっと普通じゃない感じもあった。

なんだかんだ改修後の京都2歳Sからは、勝ち馬がクラシックで好走を見せていたりもするし、額面ではなくその見た目の印象からこの馬ももしかしたらもしかするかも、と見ておく。

 

2着アスクエジンバラ、3着ゴーイントゥスカイともに、最後は中ほどから外を通すことが出来ていて、おおむね全てうまくいった格好での好走。

それで、1馬身ほど勝ち馬からは離されてしまっていてはちょっと評価しづらい。

いずれも、キャラクター的にもここまでの内容的にも、レース上り35.6秒戦にはホッと胸をなでおろす部分もあったタイプだろう。

 

ほかでは、ここまでの抜けた1番人気は意外だった(正直、▲ウイナーズナインが逆転1人気まであるかと思っていた)バルセシート(7着)は、大方「距離(が敗因)でしょう」と片づけられる大敗だが実際のところどうか。

使い分け全盛の時代に、この良血で分かり切った理由で惨敗などというリスクをとってまでノーザンFがこのレースにぶつけてきていたとは到底思えない。

しかも、Cデムーロ騎手を招へいまでして臨んでの大敗で、他に敗因がなければこんなにこっ恥ずかしい負けってあるか? というレベル。

ここは、上記の通り「硬くボコボコした」変な馬場だったことや、鞍上も首をかしげる(距離だったらいの一番に「距離です」と言い切れるジョッキーだろう)敗戦だったことなどから、穿った見方をしておきたい。

すなわち、まず状態面でやらかしていた可能性と、距離以外に何か明らかな敗因があったという見立てをしておき、今後2000mのきれいな馬場などであえて狙う場面を作るというもの。

そして、初戦で(新馬戦にしては流れていたとはいえ)“のそのそ”の出だしからの差しだったように、マイルでは世間が歓迎すればするほど特にアタマでは嫌うこととしたい。

▲ウイナーズナイン(6着)も、野芝オンリーの小倉と今週の中山での2連勝だったことから、この日の特殊馬場にやられた組だった可能性もあり、少なくとも今の京都のような時計だけ出る好状態馬場ではなく、名実ともに絶好状態の馬場で見直しは利くか。