■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)
――レースは「キセキを待って」に......うーむ。
ジャパンカップ 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 ジャパンカップ 2021
レース全体のふり返り
ジャパンカップ 2021 各馬ふり返り 予想と結果
シャフリヤール
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡3着
残念ながら、1コーナーのごちゃつきに巻き込まれ頭を上げて(内ラチにもぶつけたか)、ラストひと伸びを欠く形で3着敗退。
後半ラップ以上に、とにかく(その序盤のアクシデントも含め)前半がこの馬の得意とするものとはズレた大幅低調ペースで合わなかった部分もある。
レースが生き物である以上、残念だがこればかりは仕方なし。
コントレイル
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡1着
上り33.7秒はまあまあだが、この日の馬場で2分24秒7は微妙で何とも言えず。
ただまあ、東スポ杯2歳Sの時にも感じたスピードに偏り過ぎたタイプになっていかないかという懸念を考えれば、この復活のJC制覇で最終戦を終えたというのは立派なことかもしれない。
あとは、この馬に関しては、鞍上・福永祐一騎手の「調教次第では、1200mでも走れるんじゃないかって馬にできるぐらいの馬なんです」というのを、受け継がれる血への注目ポイントという意味においても記して締めくくりたい。
オーソリティ 他
3着オーソリティは一応ケアはしていたが、さすがにこの◎◯では拾えず。
そして、この馬の上り34.4秒で粘ることができてしまったというあたりが、レース全体レベルの問題という気がしてならない。
そんな中で、年齢や適性的なことを考えても、来年のG1戦線に向けて手応えを掴んでみせたのがユーバーレーベン。
常にここでの上位実績を評価されることになる2~3着馬を除くと、唯一といっていいかもしれないこのレースの注目馬でいいだろう。
レース上り35.3秒のJCでは、相対的にこの馬の優位性は働かなかったものとみられ、しかも位置と通ったコースもこの日の決着では厳しいもの。
それでいて、ラスト200mを切ってからのもうひと伸びはキラリと光るものがあった。もともと一変とはいかない、普通の良化レベルだったと思われる今回の状態では好走は難しかっただろうし、ここからのG1級活躍に期待できそう。