競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【アイビスサマーダッシュ 2023 レース回顧・結果】こぞって外、の罠

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――「初B」やら怪しさは若干感じていたものの、どのみち外枠の中でトキメキだけを選ぶという術は持ち合わせていなかったので、ここは完敗と割り切ります。

アイビスSD 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 オールアットワンス 0:54.9 32.3
2 トキメキ 0:55.1 32.8
3 ロードベイリーフ 0:55.1 32.2
4 サトノファビュラス 0:55.3 33.0
5 レジェーロ 0:55.3 33.3

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 アイビスSD 2023

 

7/30 アイビスSD ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

周回コースは通年平均比-1.0秒/1000mあたりの準超速レベル、かつさすがに大外一気は厳しい情勢で前日から大きく変化なく、千直で主体となる外ラチ沿いは前日土曜に53.9秒(1勝クラス)がマークされていたようにさらに速い水準だったとみられる

 

前半2F21.7秒、上り3F33.2秒の消耗戦(10.0 - 10.5 - 10.9 - 11.8)でトータル54.9秒決着

 

ラップ的にみても、どの馬よりも前日土曜12Rの2着サミュエル(56キロ/54.3秒)を評価しておくべき、といった一戦(推測でしかないが、日曜当日の散水などが影響したものだろうが)


アイビスSD 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ヴァガボンド

予想➡➡➡

結果➡➡➡14着

スタート直後、隣のヤマトコウセイ(17着)に5回だろうか、執拗にアタックされ続けられてしまった。

あれでは競馬にならなかっただろう。

正気で走れていたとは思えないので、もし機会があればあと一度だけこの舞台で狙ってみたい。

 

 

ほか、まず決着タイム(54.9秒)がこのレベル、1年ぶりVでオールアットワンスが3番枠からあの差し競馬で勝っていることからもとにかく額面低調。

そのオールアットワンスは、案の定ほかを先に行かせてからラチ沿いに寄せる競馬をしており、外枠勢に対して何馬身分ものロスを被りながら差し切った。

その意味でも、同馬の前に位置していた外枠先行勢の不甲斐なさというのが際立ってしまう。

こうなると暑さ対策に失敗したとか、ブリンカー悪作用など、悪いところばかりが出てしまった馬が相当数いたのではないかとみられ、最下位大敗の◯ファイアダンサーを筆頭に見直し必至というところで、やり直しの必要性すら感じる(そういう意味での来年のアイビスSDでの再戦に注目したい)。

 

そうは言っても立派だったオールアットワンスの、要大幅上方修正パフォーマンスはレースの最大の注目どころと言って良いのだが、ここではもう一頭結局一度もラチ沿いには持ち出せなかったサトノファビュラスを挙げておく。

前走時から、「もうひと花」を感じさせていた同馬だが、脚余し明白なレースをしてのこの内容はますます評価右肩上がりの感。

とりあえず、3回小倉終わりまでは見切らないでおきたい。