競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ファンタジーステークス 2025 レース回顧・結果】前は粘れず

――まあ、コース替わり初日でもそういう馬場でしたが。

ファンタジーS 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 フェスティバルヒル 1:20.9 33.1
2 ショウナンカリス 1:20.9 33.5
3 メイショウハッケイ 1:20.9 33.2
4 ブラックチャリス 1:21.0 33.8
5 ベレーバスク 1:21.1 33.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 ファンタジーS 2025

 

11/1 ファンタジーS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は稍→良の一日で、午後で通年平均比-0.7秒/1000m 程度、コース替わりしても道中から外優勢な状態(当日朝クッション値10.4/含水率G前10.5%4角10.2%)

 

前半3F35.3秒の平均的な入りから、11.6-11.5-11.1-11.4(平坦戦)での1分20秒9決着

 

後半が速く、時計的には水準級のものを刻んだ一戦だが、ラップ的にはやや低調なファンタジーSという感じ

 

 

 

ファンタジーS 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

マーブルパレス

予想➡➡➡

結果➡➡➡9着

枠の並び的に、フルールジェンヌの本命はない代わりに、こちらが有利に進められるとみての差し替え本命。

結果的には、そのフルールジェンヌとの併走での1,2番手だったので、狙いからすれば差し替える必要はなかったが、ともに前で運んでどちらかといえばスローな流れでも粘れず完敗に終わった。

その併走の形もあって、前半ムキになって走り続けてしまっていた感もあって、そういう意味で1200mの馬ということになるのかもしれない。

 

 

ブラックチャリス

予想➡➡➡

結果➡➡➡4着

落鉄していた模様。それに加え、今の馬場で最後までラチ沿いを走り続けては、外の組に差されてしまったことは仕方のないところだろう。

それでいて、ラスト1F過ぎで2~3馬身抜け出したことは評価できそう。

どこまで人気を落とすか次第だが、G3くらいなら引き続きチャンスではないだろうか。

 

 

フェスティバルヒル / ナオミライトニング 他

勝ったフェスティバルヒルは、よく伸びていたと思うが、どちらかといえば前がこの程度で終わったことによる産物という印象が強い。

この決着レベルでのクビ差Vでもあり、ちょっとこの距離(1400m)ではないという結論になるが、その分マイル以上では楽しみに。

 

ほか、2着(ショウナンカリス)、3着(メイショウハッケイ)あたりもそう評価はできず、☆ポペット(6着)はこの上りだとまた次も変に人気してしまいそう(だが、そう無下にも扱えない)といったところ。

強いて言えば、中団から終始内々を通らされ続けたナオミライトニング(8着)は、0.6秒の着差ほど悪くなかった印象。

1200mがベターだろうが、OP通用くらいまでなら可能性がありそう。