【CBC賞 2024 レース回顧・結果】前後半ほぼイーブンの低調戦

――どうも、中京版CBC賞だとやり合ってはくれないようで。

8/18 CBC賞　▲不的中

①芝は、通年平均比-1.0秒/1000mを超えるかというレベルの、イン有利状態で行われた

②前半3F33.6秒-後半3F33.9秒で、11.4 - 11.0 - 11.5と0.4秒区間加速が入る

③中京千二の緩んだパターンといった感じで瞬発力か、イン前での立ち回りが求められた

④レベルとしては、後半での挽回分を加味しても凡戦であり、ハイペース耐性や底力といったものは全く問われないレースとなった

予想➡➡➡◎

結果➡➡➡11着

出遅れてしまっていては……。

前走は蹄をぶつけた影響で爪を気にしていた可能性もあったとのことで、（大外枠というマイナスに）さらに輪をかけての敗戦だったとみて変わり身に期待したが。

上り最速と言っても、0.1秒差、0.2秒差、0.3秒差……とズラリ続くレース上り33秒台戦を最後方大外一気でマークしたものなので、ちょっと余計と言えば余計だが、またしてもこの馬の実力を出せていない一戦になってしまったので、おそらく次もベットすることになるだろう。

勝ったドロップオブライトも、2着スズハロームも、3着グランテストも、もっと言うと4着メイショウソラフネまで含めても（メイショウソラフネは多少外を回された分で上方修正可能だが）、斤量×展開×位置取り的に何とも評価のしがたい一戦となってしまった印象。

ジャスティンスカイ（5着）、ショウナンハクラク（15着）、そしてブーケファロス（7着）といったところをむしろ評価しておきたい。

ジャスティンスカイは、多少終いの内容から目立ってしまうだろうが、それでも57.5キロを思うと無下には扱えない内容だった。

ショウナンハクラクについても、「外を回して最後ダラっとしてしまった」の典型例といった感じでそういう意味で目立つと言えば目立つのが残念だが、こちらもまたまた追いかけざるを得ないレースをしていた。

それら以上の次走最大の注目の的としてブーケファロス。

こちらはまだ目立たないはずということと、アグリ、ショウナンハクラクの間の位置から、外を回されての0.5秒差（ジャスティンスカイから0.2秒差）は地味に立派だった。

あくまでG3だと馬券内穴までになってくる現状だが、今日と真逆の展開で次戦から一発を期待したい。　（ブーケファロス ☆次走注目馬☆）

アグリ（17着）については、海外帰り＆転厩初戦などもあっただろうが、鞍上も言及していたように暑さに負けた部分もあっただろう。さすがに、止まり過ぎだった。