競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【有馬記念 2020 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 愛をこめてなんちゃらを…

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目次

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有馬記念 2020 レース概要

 

 

有馬記念 G1

2020年12月27日 5回中山8日目

発走時間:15:25

中山 芝2500m

サラ系3歳以上 オープン  

2019年優勝馬:リスグラシュー   牝5    2:30.5   D.レーン

 

有馬記念 2020 枠順

 

 

1 1 バビット 牡3 内田博
1 2 ブラストワンピース 牡5 横山武
2 3 クレッシェンドラヴ 牡6 坂井
2 4 ラヴズオンリーユー 牝4 デムーロ
3 5 ワールドプレミア 牡4 武豊
3 6 キセキ 牡6 浜中
4 7 ラッキーライラック 牝5 福永
4 8 ペルシアンナイト 牡6 大野
5 9 クロノジェネシス 牝4 北村友
5 10 カレンブーケドール 牝4 池添
6 11 モズベッロ 牡4 田辺
6 12 オーソリティ 牡3 川田
7 13 フィエールマン 牡5 ルメール
7 14 サラキア 牝5 松山
8 15 オセアグレイト 牡4 横山典
8 16 ユーキャンスマイル 牡5 岩田康

 

有馬記念 2020 ラップ適性・追い切り 

 

 

平坦戦 5割、残りの大半が瞬発戦というセッテッィング

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じなしレース(例:12.1-11.7-11.3-12.2)が定義

ユーキャンスマイルカレンブーケドールクレッシェンドラヴモズベッロラヴズオンリーユーあたりが上位。

 

追い切りからは、クロノジェネシスラヴズオンリーユーカレンブーケドールサラキアフィエールマンあたりを上位評価。

 

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有馬記念 2020 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

近18回中15回は「前年または一昨年の有馬で馬券になった馬が絡む」リピーター様相

該当馬➡➡➡ワールドプレミア、ブラストワンピース

 

12番枠より外で、過去に有馬記念で3着以内に入っていない馬は苦戦必至

該当馬➡➡➡オーソリティ、フィエールマン、サラキア、オセアグレイト、ユーキャンスマイル

 

単勝10倍未満の人気サイドでは、「中10~25週ローテ」や「同年G1勝ちあり、かつ10月以降のG1を未連対」の馬がハイアベレージ

該当馬➡➡➡クロノジェネシス

 

前々走→前走馬体変動が±6㎏以内だった馬が、近18回の全好走馬のうち43/47頭という状況(前走~前々走で海外出走のあった馬を除く)

該当馬➡➡➡オセアグレイト、カレンブーケドール、キセキ、クレッシェンドラヴ、クロノジェネシス、サラキア、モズベッロ、ユーキャンスマイル、ラッキーライラック、ラヴズオンリーユー

 

といった感じ。  

 

 

有馬記念 2020 レース傾向分析&考察

 

 

中山2500m戦ということで、当たり前のように「癖のあるレース像(リピーターレース像)」を呈している。

それを如実に表す傾向として、近18回中15回で前年または一昨年の有馬記念で1~3着に入った馬が絡むという頻発状況になっていて、昨年こそシュヴァルグラン、レイデオロが6~7着に沈んだが、18年も「9人気シュヴァルグラン、6人気サトノダイヤモンド」の2頭のみでシュヴァルが好走しており何だかんだで案外バカにできない注目ポイントかもしれない。

 

近代有馬は「枠順」が好走ポイントに占める割合が高い。

内枠は当然有利に働くし、当日の馬場状態と展開によっては好走マスト条件になる年も。

加えて、先の適性論にも関連して、リピータークラス以外では有馬で初めて馬券になった時の枠番は、ほぼ皆11番枠より内となっている。

例外は、アドマイヤモナーク(ダイワスカーレットの強烈“肉を切らせて骨を断つ”競馬による展開利)、ゴールドシップ(1人気)、レイデオロ(1人気・稍重)となっていて、余程の馬か、余程の運がないと・・・といった感じが見てとれる。

今年でいうと、オーソリティ、サラキア、オセアグレイト、ユーキャンスマイルあたりは苦戦必至の様相か。

 

また、シーズン最終盤のレースで昔から言われるように「余力度」も重要。

手元の近26年集計では、「単勝10倍未満で中10~25週」は(2-2-1-0)、「単勝10倍未満で同年G1勝ちあり、かつ10月以降のG1を未連対の馬」は(4-5-3-3)となっていて、少なくとも10月中旬以降にはG1で好走してしまっていないか出走自体していない上位人気馬というのが好走馬像として浮き彫りになっている。

ちなみに、前者のほうの期間を少し狭めた場合、「単勝10倍未満で中5~9週」になってくると(9-7-3-13)で母数十分、それでいて6割近い好走率となっている。

そして、「同年6月以降に2か月半以上の休養がない馬」となってくると、03年以降3着内は未だ見られていない。

 

意外な注目傾向としては、前走時点で大幅に馬体を変化させていた馬は極めて不振で「前々走→前走馬体変動が±6㎏以内だった馬」が、前々走~前走で海外出走経験のあった6頭を除く好走馬全45頭中の42頭を占めている。

馬体重にみられるような状態の急変動は、このレースでは厳禁、マイナスに働くことのほうが圧倒的に多いということだろう。

 

また、有馬記念は大波乱というイメージも結構あるが、近18年単勝100倍以上は(0-0-0-36)となっていて、01年2着アメリカンボス(単勝116.9倍)以後、好走例無しとなっている。

ひと昔前ならいざ知らず、年間の負けを取り返そうと(?)あまり大振りしすぎるといいことナイナイ、が近年の有馬記念である。

 

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有馬記念 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

  

 

「この厳しい有馬記念2019でリスグラシューが勝ち、サートゥルナーリアが2着したのは、紛れもなく急坂コースのタフな競馬で問われた底力を“坂路ビシビシ”調教が培った結果であり偶然ではない。

昨今の超高速馬場競馬で求めらがちなコース調教でのスピード至上主義調整が主流となっても、本当に強い馬をつくるには(坂路での成長が)不可欠な要素である」

 

こう記した、稀にみる超ヘヴィ戦だった昨年の有馬記念。

坂路ビシビシの2頭によるワンツーは非常に嬉しかったという記憶がある。

 

今年、兼ねてから分かり切っている異例のタフ馬場で、日曜もそれは変わらずで行われるだろう、というのが1つのポイント。

そして、今年特有、という意味では外国人ジョッキー不在の異例事態。

この有馬記念でも、近年のノーザン旋風を演出してきている、スミヨン、ボウマン、ビュイック……らの顔ぶれはない。

 

馬場の鈍重さ加減×海外ジョッキーを多数招聘できない状況から、今年は渋いところの台頭も十分にあり得る、そんなイメージで臨みたい有馬記念である。

 

 

△フィエールマン

JCをパスした英断、となる可能性のほうが高いだろう。

どのみち、JCならルメール騎手は“さよならパーティー”のために騎乗できずで、ここは確保できているわけで。

スムーズさを欠いて強烈な伸びを見せた前走天皇賞(秋)は非常にハイレベル。

ただ、11.7 - 10.9 - 11.1 - 11.6の超速上り戦だったことや、春の高速淀での盾連覇と、軽いところでの強さが際立つあたりは気になるところ。

もちろん、2000mで好走し「てしまっ」た後の距離延長という部分も、行きたがるこの馬の性質上無視し辛い。

そして、天皇賞(秋)当日がディープ馬場だったという点も、今となっては“隅を突き”たくなる頃合いではある(そろそろ、おせちがチラついてくるころだけに……( ̄ー ̄)ニヤリ。言うてる場合か!)。

 

 

◯クロノジェネシス

1番人気を飛ばすのはもうやめよう(できるだけ多くの人に馬券的中の喜びを!)的な意味合いも込めつつ、対抗(^^;)

真面目なほうの話としては、前走天皇賞(秋)での3着は、「上りトータルの遅さで勝つ」馬になってきていると称した内容でのブロンズメダルで、馬体重からも馬力型成長は明らかなところだろう。

ここまで来ると、今の中山芝がこの馬のために作られたものなんじゃないかとすら思えてくる。

去年の(激タフ展開の)レースになって、あのハンパないパフォーマンスを見せたリスグラシューに、仮に唯一迫れるとしたら今のこの馬くらいなのではないだろうか(今年、そこまでの展開ではないと思っているが)。

突如、芝を刈り込んできたりなどもなく、相当有力は事実。

そうして考えると、やはり真逆に思えてならないのは△フィエールマンとの適性の差。

2頭ともに強かった、パターンで決まるならその時は諦めるとして、どちらかが苦にする展開でもう片方はドンピシャというのは間違いのないところだろう。

あとは、2頭ともに陣営から明言されている通り「掛かりさえしなければ」の部分だけ。

折り合えるか、2騎手が折り合わせられるか、今年の大注目ポイントである。

 

 

◎カレンブーケドール

そして狙う、名前とは裏腹のタフネスガール。

今年のメンバー中では少数派の、叩き3戦目ローテで迎える点も含め、余力×順調度パーフェクトの態勢という部分が最大の決め手。

 

加えて、馬なりではあるものの、坂路で好時計を出すキャラは評価に値。タフさの源が、その調整法にあり、厩舎の技量の賜だと思っている。

この馬の適性に関しては、明確に“クロノサイド”とも“フィエールマンサイド”とも言い切れない、よく言えば柔軟、悪く言えばだからどちらでも突出したパフォーマンスが見せられず、シルバーコレクターを続けているとも表現できる部分だ。

ただ、その点去年のリスグラシューだって、少し前まではむしろ勝ち切れない馬だったわけで。

4歳秋、という点も含めまだまだ伸ばしてくると信じて。

この馬が今回、人気するのは仕方のないところだろう。

歴史的3強対決にあわや割って入りかけたJCは、いつもながらの高速府中で行われており、今の中山とは真逆と言っていい質の一戦。

加えて、キセキが飛ばしたことによる時計短縮効果が大きく、指数的には上昇一途の傾向。

その点、どうしてもギャップ、割に合わない感は出てきてしまうところで、案の定の、前夜時点複勝ベースでは完全なる3番人気。

この馬から入る場合、前述の牡牝ツートップがコケればいいが揃って来られると目も当てられない、という穴党としての惨事が待っている。

だが、今回はそれでも構わないと思っている。そういう、本命◎

ーー“優美な百合”の衝撃の圧勝の翌年は、“可憐な花束”が咲き乱れる。

 

 

▲ラヴズオンリーユー

ラヴズオンリーユーは、エンジンの掛かりの遅さで本来はこの舞台は合わない、ワールドプレミアあたりによく似たタイプ。

もちろん、同馬同様に展開ひとつでチャンスはあっていい位置に、能力的にはあるのだが。

枠は絶好で、前につけることも仄かしている点で、“クロノサイド”のタイプの中では馬券内のチャンスは当然あり。

ただ、今年のM.デムーロ……。「敵に回すと怖い」くらいでちょうど良い塩梅としか言えなくなったのは寂しいが、それが実情。

どうかその言葉に奮起でもして頑張ってほしいが、要は中心視せずに“たまさかパンチ”に期待してるよとしか言えないところ。

この馬も【B.●●●●●●●●(上記と同じ)】でベストで、本当に相手で期待しているよ、という存在。

 

 

☆クレッシェンドラヴ

☆クレッシェンドラヴも完全に“クロノ筋”の脚遅タイプで、今の馬場なら全然チャンスがあっていい。

欲を言えば、テン乗りではない形でここを迎えたかったが、そもそもミッキースワローの回避がなければ出走さえ叶わなかった中では致し方ない。

鞍上としては自厩舎(矢作厩舎)の隣枠に入るというのも、何か巡り合わせを感じずにはいられない。

B.●●●●●●●●(上記と同じ)】で、絶好調のJCからさらに上向いて迎える今回、他にも冬場実績、中山実績、好位脚質と条件は揃っている。

 

 

△ワールドプレミア

こちらも当然“クロノサイド”。

昨年ほどの消耗展開は見込めずとも、3着狙いなら全然ありだろう。

ただ、正直強調材料に乏しいこの中間で、-10キロだった前走を経ての中間馬なりばかりのメニューというのは、昨年未満に終わるリスクも結構高いとみている。

 

 

△ブラストワンピース

多少戻ってきた感はあるのかなという印象のこの中間で、この絶好枠。

タフな馬場状態も相まって、穴としての期待度は週前半からはだいぶ高まった印象。

あとは、この馬の場合、馬群で競馬をすると小脚を使えず不発のリスクが高まる大型馬で、枠を台無しにしないために徹底先行くらいのつもりで進めないとという感じ。

 

 

△バビット

(展開的に)「どスローを生み出しかねない、この馬の1番枠になったな」と、馬単体の評価より先にきたというのが正直な感想だったこの馬。

B.●●●●●●●●(上記と同じ)】、中山実績ありで、当然前に行く馬としてはスタートから最短距離で運べる絶好枠という武器も手に入れた。

馬場も、セントライト記念当時のようにタフ、そして前有利。

ただ、そのセントライト記念レベルが低い上に、前走時-12キロの馬体変動部分が嫌な部分で、体調面で心許ない印象は残る。

 

 

キセキ

去年の有馬記念の本命馬。

確実に言えるのは、今のタフ馬場がキャラ的にプラスに働くということなのだが......。

2年前同様に、秋3戦(うち、秋天→JCを2戦含む)というのは、そのタフ馬場での戦いで最後に苦しくなる要因にもなり得る。

この馬に中途半端な印を打てない手前、ここは、断腸の思いで。

“クロノ筋”には間違いなくいる馬だが。

 

 

ラッキーライラック

能力や運動神経的に上位は間違いないだろうが、その他の上位馬と比べると前走で勝ち切っているのがどう出るかで、余力度が鍵。

また、エリザベス女王杯は、高速馬場でのレース。

ノームコアが離して逃げたことによるラップを除けば、かなり軽い質で低速な一戦で、◎センテリュオが憂き目にあったのも納得というところ。

2〜3着勢のマークしたレベルも低く、前走だけを見るとだいぶここの上位勢とは離されている印象で、最も軽い質のレース望みのタイプといえる。

“クロノサイド”ではなく、“フィエールサイド”の一頭。

 

 

オーソリティー

前走は、パフォーマンス自体は上々であり、鞍上も込みでここでも好勝負になっていい存在。

ただ、そのアルゼンチン共和国杯は、途中で緩み過ぎている一戦で、前がそこまで弱くないここでは、一貫したラップを刻まれ、その中でさらなるパフォーマンスを発揮できるかという懸念がある。

言うまでもなく、ラッキーライラックや、フィエールマンが好走する展開で、セットでくる可能性のある馬。

さらに、この枠なので、川田騎手が2周目4コーナー早め先頭くらいの競馬をした時にのみチャンスということになる。

 

 

ユーキャンスマイル

最後に、前走JCで◎に狙ったユーキャンスマイル

この枠なので、あえて記しておくこともないかなと思うところだが、内も結構空く今の馬場。

右回りでササる癖を考慮して乗るであろう点含め、今度こそ岩田騎手によるイン強襲ショーが見られるという可能性には言及しておく。

この枠からまともに運んだら、まともに8馬身くらいのハンデを背負う戦いになってしまうが、死んだフリから内ラチを頼らせるなら、ゴール前でハナ差3着争いに突っ込んでこれてもいい。

 

 

ま、良い時も悪い時も、競馬愛を、そして笑顔をそういうことですよ。

 

ッザ、ファイナルカウンダァーーーン!♬  

ん~、なんか聞こえてきたぞ~、さて最終Rやっかw

 

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